【2017年8月21日】今日もレコーディング その⑤ 〜 ベースの低音

ベースの低音をもっとしっかり鳴らしたいと思い、いろんなサイトをあたってみました。
単純に周波数について触れてあるサイトや、「なぜ低音なのか?」の精神論を語っているブログなど、興味深い記事が意外と多かったのですが、夜も遅いので、後日改めて閲覧します。

 

そんな中で、レゲエ・ダブ好きが高じて自分でサウンド・システム (移動式の音響設備) を作ってDJ活動を行なっているJAH-LIGHTさんのブログ「JAH-LIGHT’s Dublog」の、その悪戦苦闘ぶりとマニアックなこだわりに、ちょっと感動しました。
ブログは2010年から始まり、断続的に続いて、今のところ2015年が最後となっています。主に東京で活動されている方です。北陸にもいらっしゃったら、ぜひ遊びに行きたいと思います。

 

ところでこのベースの音ですが、いわゆる音楽慣れした耳でないと、意識上に聴こえないらしいです。
なるほど。そう言われると、音楽に興味を持ち始めた小中学生の頃は、歌やメロディばかりが耳に残り、楽器の音といえば、ギター (とドラム) しか聴こえてこなかったような気がします。

 

私がベースの低音に興味を持ったのは、高校生の頃、イギリスのニュー・ウェイヴを聴いてからです。ストラングラーズやジャパンなど、ベースの音やフレーズに特徴があり、耳に引っかかっていました。

 

ストラングラーズは、ジャン=ジャック・バーネルのゴリゴリ突き進む爆音ベースが、ジャパンは、ミック・カーンのウネウネしたフレットレス・ベースが、それぞれ魅力でした。
その中で、極めつけの一枚、パブリック・イメージ・リミテッド「メタル・ボックス」(’79年) での、ジャー・ウォーブルのダブ・ベース。でっかい音で聴くと、重低音で家が震えます。このアルバムや当時のダブのレコードで、重低音に取り憑かれた方はかなりいたのではないかと、想像に易しです。(私もその一人)

 

JAH-LIGHTさんのブログを読んでいて、思い出しました。

 

 

音質キープのため、45回転LP3枚組を金属ジャケットに入れて発売された「メタル・ボックス」。私が買ったのは、その普及版で33回転LP2枚組の「セカンド・エディション」でした。