【2022年9月30日】アルバムの最終チェック終了しました 〜 最近のサブスク論争?に思う

キリがないので9月末日に締め切りを設定していた、アルバムの選曲・曲順・マスタリング。本日がその日という事で、本日時点で決めていたもので決定としました。絞りに絞って全18曲、約78分です。リリース日等の詳細は、これから担当者さんと煮詰めます。

 

 

前回の「kisetsu.」が、’20年12月のリリースなので、約2年ぶりに自分の楽曲が世に出る事になります。今回は、それ以前ーー3年以上前の楽曲の収録も予定しています。曲順を決めたりマスタリング作業を行なったりする為に、通して聴いて聴く機会が多いのですが、自分の事ながら、作風の変化に驚きます。これを、成長と思いたいものです (笑)。

 

 

 

 

話はちょっと変わりますが、最近のYahoo!ニュースで「サブスク考案者は地獄へ堕ちてほしい」云々の記事が上がっていて、興味深く拝見しました。誤解なきように書いておきますが、この発言をしたミュージシャン本人はサブスクを完全否定している訳ではありません。

 

 

何度も書いていますが、私はお金をかけずに音楽を聴けるのは大賛成で、そもそも音楽で莫大なお金が動くこと自体がおかしいと思っています。私自身曲を作ってリリースしていますが、お金をたんまり儲けようとも思っていません。だけどそもそも、お金が大きく動かないとサブスクなるシステムも発案及び実施されてないので、つまり安価で聴けない訳で…。考え出すと頭がヒートしそうです。

 

 

 

発信側の立場からサブスクがありがたいと思えるのは、ちゃんと作れば、発表の場があって、音質もそのままでごく少数の方にでもちゃんと届くというシステムがある、というところです。前述の私の配信アルバムも、全サブスクで配信を予定しています。リスナー及びミュージシャンの底辺は、サブスクにより明らかに増えていると感じます。

 

 

裾野が広がれば、頂は高くなります。安価で音楽が人々に解放されて、更に音楽の質が上がっていけばよいのではないか。そう思います。

ただし、ミュージシャンや関係者以外の、サブスク運営業者に莫大なお金が動くのだったら、それはいただけない事ですが。