【2022年10月1日】前回の続き 〜 サブスクの時代に、進む音楽の匿名化

 

 

 

今朝のYahoo!ニュースに、先日私が上げたような事が詳しく書かれている記事が載っているのを偶然見つけて、世の中同じ事を考える人はちゃんといるものだなあと思いながら閲覧しました。

 

 

「2020年以降、我々が『ミドルレイヤー』と位置づけているアーティストの数が増えてきました。本業を続けながら副収入として稼いでいるようなタイプの人から、月に数十万円の収益を得て音楽だけで生計を立てていけるような人たちまで。そういった『ミドルレイヤー』のアカウントの数が伸びています」

 

 

これは、サブスク配信サービス「チューンコアジャパン」の代表取締役、野田威一郎さんの発言。「ミドルレイヤー」(私もその底辺のひとり) の方々にとっては、サブスクはなくてはならないシステムではないかと。あらためて実感しました。

 

 

 

しかしこの記事は、ざっくりとした現状分析だけではなく、更に細かいところまで言及しています。途中まで読んで、一体誰が書いているんだろう?と気になり、筆者をみたら、音楽評論家の柴那典さんでした。(この人の文章は読み易くて面白いのが多い)

 

 

その「細かいところ」とは、タイトルにもある「『フリーのBGM素材』で稼ぐ恐るべきメカニズム」についてです。ざっくり言えば、今の時代に於いては匿名性が大きい音楽の方が産業として需要がある、という事についてです。

そう言えば、以前しょっ中やりとりしていて共作の話も進めていた、クリエイターのKさんも、そんな「匿名」の音楽を作っていました。こっち方がお金になると仰っていました。

 

 

面白い文章なので、興味ある方は是非元記事を読んでみるのをおすすめします。