【2022年11月20日】「NIN」(仮) 歌詞がついて「トカトントン」になりました!\\\\٩( ‘ω’ )و ////

既に9割がた出来ているオケをリピートしながら言葉をイメージしました。それで浮かんだのが、太宰治の小説「トカトントン」です。以前の芥川龍之介、夏目漱石に続いての、レジェンド文豪ネタです。

 

 

これは別に私が古典純文学が好きだという訳ではなく、昔の小説は既に著作権フリー化しているので、幾ら引用してもOKだから、というのが大きいです。しかもクラシック音楽と同じく、長い年月が経っても残っているという事が、その質を担保しています。

 

 

 

その小説「トカトントン」。主人公が勉強や運動や仕事に情熱をもって打ち込もうとした途端、何処からかトカトントンという音が聴こえてきて、その音を聴いた途端にやる気が失せてしまう、そんな話です。

 

 

読んだのは中学生の頃でしたが、何となく怖い話だなあと思った記憶があります。まさか今になって、記憶の奥から出てくるとは思いませんでした。この小説が書かれたのは終戦後ですが、現代にも通ずるニヒリズムが感じられます。青空文庫でまた読んでみようかなと。

私の書いた歌詞は、こんな感じです。例によって、歌いながら若干変わると思いますが。