1週間程前に、高橋幸宏さんを追悼して「y.t.」が生まれましたが、その曲が発展して歌詞が付いて「ハレルヤ」という曲になりました。

高橋幸宏さんの訃報の前にも、ザ・ストラングラーズのジェット・ブラックさん、ザ・スペシャルズのテリー・ホールさん…、熱心には聴いていませんが、あの時代のヒーローだった、ジェフ・ベックさん、エドワード・ヴァン・ヘイレンさん…。このところ、私が思春期の頃お世話になった方々の訃報が次々と届いていました。

以前にも書きましたが、単純に、そういう歳になったのでしょう。と割り切れれば楽なのですが、簡単に割り切れない自分もいます。

「y.t.」は結構複雑なメロディでしたが、この「ハレルヤ」では、かなり削ってシンプルにしました。歌詞は、マイ・ヒーロー達の追悼 + タイトル「ハレルヤ」、がかなり重いので、辛気臭くならないように、韻を重ねてさらりと聴けるように工夫しました。というか、韻しか歌っていないようにも聴けます。全てのワードで「ハ・レ・ル・ヤ」の韻を踏んでいます。こういうふうに作ったのは初めてです。この曲は、歌って・聴いて、気持ち良ければそれでいいかなと。

途中で、私の好きな空海の言葉も引用しました。「ハレルヤ」に仏教 (笑)。まあ日本人らしいかなと。メロディに合わせて歌っていたら、自然に口ずさんでいました。「♫ 生まれ生まれ生まれて…」のくだりです。思えばこのフレーズは、かなりメロディアスで音楽的だなあと、今になって感じました。

いつもの事ですが、歌いながら若干変わるかもしれません。