【2023年2月2日】新曲「Timeless Line」(仮) 生まれました ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆ 〜 煮詰まりを解消するためには

先月「Family」を作っていた際に、結構行き詰まり感を覚えました。それは今作っている「ハレルヤ」でも感じています。モチベーション的なところではなく、曲調やメロディやアレンジ及びトラックといった、サウンド・アプローチに関しての部分です。丁寧に作れば作る程 (=意識的になればなる程)、そんな感覚に襲われます。襲われると言うと大袈裟ですが。

 

 

丁度そんな時にマイ・YMO・ブームがやってきて、アルバムを順番に聴き返したりライブ映像を閲覧したりしていて、ハッと気付きました。音楽の才能は私と彼らとは雲泥の差があるけれども、この人たちは今までと少しでも違う景色を観たいから、アルバム毎に試行錯誤していたんだなあと。まあ単なる推測ですが。

 

 

 

人は趣味において、好きな事をとことん掘り下げる人と、常に流行とか、新しい事に目移りしていく人がいます。

これは表現行為にも当てはまります。ミュージシャンには、大まかに分けると、自分が受けた衝撃をそのまま返し続ける (発信し続ける) タイプと、いろんな事・新しい事にも興味が広がって何でもやりたくなるタイプ、の2種類に分けられるのではないかと思います。これは幾分乱暴な分類であって、大体は両方とも兼ね備えていて、どちらかに比重がある、という感じなのでしょうが。

 

 

前者は、ザ・ローリング・ストーンズや甲本ヒロト…。後者は、デヴィッド・ボウイやトロイ・モア…。YMOの面々は、今世紀に入ってからは前者の方に大きく振れていますが、40年前は後者の代表格の集団でした。

 

 

 

そう考えて、次の曲は今まで行っていない作り方で進めています。スタイル的には、歌モノ・アンビエント・ハウスに挑戦してみようかなと。という訳で、早速作り始めています。仮タイトルの「Timeless Line」は、Cubase内蔵のソフト・シンセサイザーで見つけた音色のネームです。この音色をメインに作っていったので、一応という事で名付けました。新たな心持ちでがんばります。