【2023年3月22日】新曲「Rio」(仮) に「火の匂い」というタイトルを付けました

先日仮歌を入れた「歌」ですが、思うところがあって、しばらく寝かせておく事にしました。聴き返して、どうもしっくりこなかったからです。

代わりに、という訳ではありませんが、仮タイトルに「Rio」と付けていた新曲のトラックが結構進み、タイトルも「火の匂い」に決まりました。例によって、歌詞はタイトルを膨らませてこれから考えます。

 

 

元々この曲は「Rio」と付けていただけあって、ラテンっぽい憂いのあるリズムとメロディでしたが、そこにホーン・セクションを加えて、かなり力強く響くようになりました。聴きながら、これは「野性」をテーマにした歌にしよう、と思った途端に「火の匂い」というタイトルが浮かびました。

 

 

 

ところで我々人類は、今「野性的なるもの」が、どんどん失われていっています。感染症やアレルギー (今だと花粉症) が多発したり、ナビがないと目的地に行けなかったり、ウォシュレットのトイレでないとイヤだったり。オール電化が普及した今、燃えている炎を実際に見たことのない子どもも増えているそうです。そういう子は、マッチも擦れないんでしょう。そういう私は、マッチは擦れますが、火打ち石や木の枝等から火は起こせません。

 

 

 

ツラツラと考えるに、便利になる事、はイコール、人類の脳や肉体の退化に繋がっているのではないかとすら感じます。

「火の匂い」の歌詞は、そんなところから考えてみたいと思っています。完成させれるようにがんばります。