9月19日のYahoo!ニュースから。
「政治に音楽」持ち込んだら本当にダメなの? 政治学者の違和感
音楽に政治が絡むことについての記事。記者・政治学者共に「音楽に『政治を持ち込むな』は乱暴な言葉」と語っています。いろいろと考えさせられました。
当たり前の話ですが、どんなアーティストや芸能人も一人の社会人なので、社会的・政治的思想を持っています。(そんなものない、と仰る方は、その「ない」が、思想です) そして、政治的考えをオープンにするのもしないのも本人の自由です。
作る作品を聴いて好きになったのなら、その人がどんな思想を持っているのか興味深々になると思うし、好きになるというのは、そういうことなんじゃないかと、私だったら思うんですが。
そして自分と違う考え (政治的にも) を持った人でも、それはそれで面白いんじゃないかと。人それぞれなので。
だって、しょせんは政治的支持ですよ。誰を応援するとか、どの政党を支持するとか、そんなもの、最悪の事態を避けるためには状況次第でいつだって変えるでしょう。思想は思想。政治は政治。切り分けられるはずなのに・・・。
まさにそうなのですが、政治的発言をするアーティストは、日本では何故か煙たがられます。◯◯さんの音楽は素晴らしいんだけど、原発反対とかは止めてほしい、とか。(笑)
でも、その◯◯さんや××さんは、原発反対、人的災害はまっぴらゴメン、地球をキレイに、の思想が根底に流れているから、心の底から思っているから、あんなに美しい音楽を作れるんじゃないんですか、お歳を召されても、あんなに生き生きと活動なさっているんじゃないんですか、と私は思いますが。
そもそも、音楽は思想であり、歌詞は個人的なささやかなる意思表明なので。発する当人が、意味付けなんかしなくても、作品にちゃんと表れています。
実は、当ブログのタイトルの楽曲「音楽家と政治家と地球と犬」(’93年。ユニコーン「スプリングマン」に収録) の画像をアップしたかったのですが、CDも見当たらず、ネット上にも見当たらず、断念しました。
メロディや歌詞は全く記憶にありませんが、タイトルだけは憶えてました。ネットで歌詞を読みましたが、これがなかなか!