【2017年9月22日】会話することの重要性

本日の朝日新聞デジタルから。

 

 

本音伝えるなら…若者ほど「直接会って」

 

 

「最も親しい人に自分の本音を伝えやすい手段は何か」の問いには90・1%が「直接会って会話」と答えた。年代別では20代(94・3%)が最高で、16~19歳(93・4%)が続いた。「携帯電話での通話」(30・0%)や「メール」(17・3%)などの手段を大きく引き離した。
(16歳以上の男女2015人が回答)

 

 

若い世代ほど、直接の会話を重要視する傾向があるということです。

 

 

私は仕事上、若い子とよく接していますが、昔と決定的に違うなぁと感じるのは、「繋がっていないこと」への不安感が、今どきの子の方が、私の若い頃よりも格段に高いということです。
逆に言うと、今の時代の方が、コミュニケーションに対する希求が高くなっているということです。

休憩中や仕事が終わったら、即スマホのチェック (ライン)、女子会やイベントの多さ、等。
ある女の子に冗談で「一日だけでもスマホ見ない日作ったら?」と言ったら、即答で「無理無理無理無理、絶対無理」と返されました。私は逆に、スマホの電源オフ日があったら、本当にうれしいですが。(笑)

 

そんなスマホ世代の方々が、会話を重要視するのは意外かもしれませんが、やはりラインだと本当に繋がれないんだと、本能的に察知しているんだと思います。肝心なことはラインだと伝わらないんだと。このアンケート結果に、ちょっとホッとしました。

 

そして、会話も実はよっぽどの仲でないと、挨拶・社交辞令、お天気・スポーツその他諸々の手続き話に終始してしまい、本当に思っていることや聞きたいことなどまで辿り着けません。会社の上司や部下・同僚、取引先の営業の方、学生さんだったら先生など、話をしたくないなぁと感じる相手の方が、実は多かったりするんじゃないでしょうか。
それでも話をすることは重要で、そこからしか、コミュニケーションははじまらないと、私も日々実感しています。

 

 

今となっては絶対にありえないとは思いますが、ア◯◯カと北◯◯の両国のトップには、まずは一個人同士としての会話を望みます。(まあムリでしょうが)

 

 

 

’80sの洋楽ファンなら絶対に見たことがある、彗星の如く現れて消えていったフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド「トゥー・トライブス」(’84年) のPVから。
当時のアメリカとソビエト (ロシア) のトップ 、レーガン大統領とチェルネンコ書記長のそっくりさんが、土俵上で取っ組み合いのケンカをするという過激な内容です。当時の社会情勢を皮肉っています。そして何と、最後に地球が爆発します。(笑)
本国イギリスでは、9週間連続チャートの1位を独走したそうです。さすがはロックの国、イギリスです。今のアメリカや日本でこんなPV作ったら、一体どんな反応が… (誰か作らないかなぁ)。