【2017年12月12日】今日の金沢は雪模様

北陸はいよいよ雪の季節です。こんな時に暖まる音といえば、私の場合、暖炉でパチパチと鳴る焚き火の音です。私はこの音が大好きです。
焚き火や暖炉は、YouTubeに山ほどアップされています。世の中に暖炉や焚き火の好きな方はたくさんいらっしゃるんだと思います。

 

 
この音は「1/fの揺らぎ」と呼ばれる波長で鳴っているそうです。「1/fの揺らぎ」というのは、「規則的」なものと「不規則」なものが調和した状態を言うんだそうです。
他には、波の音、小鳥のさえずり、心音、など。ヴィジュアルだと、ロウソクの炎や木目調の空間など。電車の振動もそうらしいです。だから電車に揺られると眠くなるそうです。(以上、各種サイトから引用)

 

 
子どもの頃は、庭で父親が葉っぱなどを集めて、よく焚き火をしたものです。天然の焼き芋など、すごく美味しかったのを覚えています。そして、あのパチパチという音が、やはり耳に残っています。同じく、小学生の時のキャンプで行ったキャンプファイアーの炎も、目や耳に焼き付いています。今でも好きなのは、その名残りでしょうか。
YouTubeで焚き火や暖炉で炎が揺らめく様子をじっと見ていると、何だか生まれる前の記憶が蘇ってくる感覚になります。不思議ですね。

 

 

 

「1/fの揺らぎ」は、ほぼ自然界に存在するものです。それが心地よく感じるというのは、やはり私たちも自然の一部だからでしょうね。そしてこの揺らぎを人力で出すのに、世のミュージシャンたちは試行錯誤しているんだなあと思います。

私が先日作っていたのも、そんな焚き火のような音楽です。上手く揺らぐといいなあ。