【2018年8月4日】何かを始めるのに年齢は関係あるのか 〜 羽生さんと瀬川さんの対談から

 

 

先日のブログとちょっと関係ある話です。

yahoo!ニュースに、将棋の棋士である羽生さんと瀬川さんが対談した記事が上がっていました。

 

 

将棋をよく知らない人でも、羽生さんの名前は知っているかと思います。中学生棋士として、タイトル7冠独占及び永世7冠棋士として、長らく(今でも)将棋界の第一人者として活躍されています。そして本年度、国民栄誉賞まで授与されました。

方や瀬川さんは、奨励会(プロ棋士のタマゴがプロになる為にしのぎを削っている場所)を年齢制限で退会してしまいましたが、その後アマチュアとして研鑽を積んで、35歳にしてプロになった苦労人です。

 

 

この対談では、終始互いをリスペクトし合っているように感じました。それぞれが、それぞれの道を、一生懸命に歩んできた者同士、通じるものがあったのではないかと感じます。

 

 

 

今回のタイトルの結論を言ってしまうと、「なりたい自分」になるには、年齢は全く気にすることはありません。ただ「どこまで出来るか」を、自分(能力・体力はもちろん、資金力なども)を見つめて冷静に判断する必要はあると思います。

瀬川さんだって、「プロ棋士」には、「自分にはなれる!」と思っていたけど、タイトル7冠奪取とかは、おそらく考えた事もなかったのではないか思われます。絶対に出来ないことは、考えないものです。

 

 

そう、逆に言うと、「なれる!」と思った時点で既に半分以上は「なって」いるのです。更に口に出して親しい人に喋ったりすると、更にそのパーセンテージはアップします。

そして肝心なのは、「なった」後、「じゃあどこまで、どうしたいか」ではないかと。(なった後、更に次の「なりたい自分」が生まれてきます)

もしかして瀬川さんも、アマチュア時代は頭になかった「タイトル7冠」、実は今、狙ってたりして。

 

 

今「人生100年時代到来」と言われています。でも思うに、寿命が100歳だろうが70歳だろうが、肝心なのは、「死ぬまでいきいきと過ごす」事ではないかと。私もその時々の「なりたい自分」に少しでも近づいて、楽しさや感動を多く味わいたいなあと。