【2018年11月8日】新曲3曲 〜「死について思うこと」「祝福の歌」の歌入れと「ソングトロニカ」トラックほぼ完成

今日は朝から深夜まで、新曲の制作に勤しんでいました。音楽を作っていると、あっという間に時が過ぎていきます。

 

 

まず、先月作った「死について思うこと」ですが、7分半のトラックを更に凝縮して、5分ちょっとにしました。歌詞も添削して歌ってみました。Aメロが囁くように歌うのと、Bメロがラップのように早口で歌うので、数回歌ってみて、難易度が高いと感じました。完成まではもう少し練習が必要です。

 

 

「祝福の歌」は、こんなに思いっきり歌った歌は久しぶりです。車内で歌ってみて、これはスタジオを借りないといけないと思いました。ストレートなメロディなので歌いやすく、すぐにでもレコーディング出来そうです。

 

 

「ソングトロニカ」は、エレクトロニカの音響を意識して試行錯誤しましたが、結局シンプルになり、リズムはレゲエっぽいビート、しかも大昔の「ミリタント・ビート」と呼ばれていた、ルーツ・レゲエのビートっぽくなりました。そして、長いイントロの末に歌が入る、ボウイさんの「サウンド・アンド・ヴィジョン」のような構成になりました。新しい試みです。歌詞はこれから。

せっかくレゲエっぽいビートなので、ダブっぽく、ディレイなどエフェクト処理も、もう少し行おうと思います。

 

 

 

「死について思うこと」、歌詞の最終版です。全く厭世的な曲ではありません。「死」を意識することによって、「生」は光輝きます。夜の闇が深いからこそ、朝日が眩しいのと同様に。

 

 

 

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死について思うこと

 

 

鳴いていた蝉

10日目にアスファルトの上

そっと拾い上げ

思わず田んぼに放り投げた

 

あんなに暑かった日々が

まるで夢のよう

今は黄金色に染まる

銀杏をみてる

 

 

※産まれた時を覚えているかい?

君の知らない大きな力の中で

息を殺して目を瞑って

君の胸の鼓動に耳澄ます

 

※※産まれた時は憶えてないだろ?

息が止まってしまう時もまた多分分からない

ここは仮の宿だと思えば

あなたといることがとっても愛おしい

 

 

そう思うこの頃

気付けば

白髪も増えたような気がする

 

 

今日の晩ごはん

冷たい肉を食べながら

さっきどこかで揺れた

地震のニュースを見てる

 

君は永遠に

続くと思ってるけど

この生活もいつの間にか

終わりを告げる

 

 

※くり返し

 

※※くり返し