【2018年11月12日】新曲「昭和のメロディ」に歌詞がつき「ユメヒトヨ」が生まれました

以前何度か上げた「昭和のメロディ」(仮題) の歌詞が書けました。「ユメヒトヨ」というタイトルです。「夢一夜」でしたが、同名曲があったため、「ユメヒトヨ」とカタカナにしました。

 

 

 

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ユメヒトヨ

 

 

※あれも夢   これも夢

夢一夜

過去も夢   今も夢

春の夜

 

※※花の色   色褪せて

夢一夜

塵となれ   灰となれ

花吹雪

 

遠くで鳴ってる鐘の声

諸行無常の響きありやと

 

あれも夢   これも夢

夢一夜

過去も夢   今も夢

夏の夢

 

 

行く川の   その流れ

絶えずして

もとの水   にあらずと

流れゆく

 

浮かんで消えて

また浮かんで

人の世のように

思いけりやと

 

 

※くりかえし

 

 

過ぎてゆく日々まるで

旅の途中のように

どこで暮らしていても

行き着く先同じなり

 

 

※くりかえし

 

※※くりかえし

 

※くりかえし

 

 

 

これを読んで「あれ、どこかで読んだフレーズが…」と思われるかもしれません。この曲は古典文学をモチーフに書いてみました。温故知新です。ざっと挙げると、「平家物語」「方丈記」「奥の細道」などです。宇多田ヒカルさんもヒット曲「Traveling」で、平家物語を引用していますね。

 

 

以前から、古典文学の「もののあはれ」について歌ってみたいと思っていましたが、ふと今回の曲は、これでいけるんじゃないかと閃き、一気に書き上げました。レゲエ・ビートにも上手くハマってとっても歌いやすく、すぐにレコーディングで歌えそうです。

 

 

上記の古典文学作品たちには、ある共通した通奏低音が流れていると感じます。それは私にも共感出来るものですし、今になっても読み継がれている物語であるという事は、それは私だけではなく日本人の多くに共通するものなのでしょう。

この歌で、私なりに、そのエッセンスを抽出してみました。いかがでしょうか。

 

 

 

 

イントロとアウトロのメロディを、新たに加えました。