【2019年1月8日】昭和のヒット曲を分析?してみました

お正月+私事で今年は年初めから呑む機会が多く、数日前に二日酔いでダウンしたにもかかわらず、今日も呑み会があり出掛けました。普段はほとんど人付き合いのない私ですが、人生時々こんな事もあります。

 

 

それで昨晩は、以前行った昭和の歌謡曲が流れている焼肉屋に久しぶりに行きました。友人と待ち合わせて店に入った瞬間、チャゲアスの「YAH YAH YAH」が流れていて、友人に「またネタになるんじゃねー」と早々に突っ込まれました。(私のブログを時々読んでいる)

 

 

とりあえず呑み食いしながら、何かしらネタにしようと、有線で流れる曲をメモりました。友人にも協力してもらいました。

 

 

 

YAH YAH YAH 〜 北酒場 〜 フレンド 〜 さよならイエスタデイ 〜 夢見るシャンソン人形 〜 勝手にシンドバッド〜 ガンダーラ 〜 雪が降る〜 ハイスクール・ララバイ 〜 夢の途中 〜 ワインレッドの心 〜 ?(長渕剛) 〜 私はピアノ 〜 異邦人 〜 ?(ムード歌謡) 〜 マリオネット 〜 ガッツだぜ 〜 ?(演歌) 〜 涙のリクエスト 〜 ロマンティックが止まらない 〜 リバーサイド・ホテル 〜 パープルタウン 〜 北ウィング 〜 ?(演歌) 〜 ?(ムード歌謡) …

 

 

 

という感じです。「勝手にシンドバッド」と「ガンダーラ」が続いたり、「涙のリクエスト」の次が「ロマンティックが止まらない」だったり、当時を知る人が選曲してるのかなあと勘ぐりました。当時の歌番組を思い出しました。あと「私はピアノ」〜「異邦人」の流れが凄くいい感じでした。

 

 

途中で二人とも知らない歌が続いた頃からメモるのを止めましたが、二人とも大体の曲を知っていました (ほぼ同年代)。かかる度に「あ、知ってる」と騒いでいました (笑)。昭和のヒット曲の、当時の人々の心への浸透度は凄いなあと。

 

 

 

で、今回はせっかくリサーチ?したので、何かしら気の利いた分析をしようと思いました。

曲名不明を除く20曲 (偶然キリのいい数字に) のうち、「YAH YAH YAH」「北酒場」「ガッツだぜ」「涙のリクエスト」の4曲が、メジャー・コード進行。「ハイスクール・ララバイ」「パープルタウン」が、マイナー進行からサビのみメジャー進行。「ガンダーラ」はイントロと間奏がメジャー進行、歌メロはマイナー進行。「異邦人」(またしてもかかっていた) はサビというかBメロがメジャー進行。

 

 

何と8割がマイナー調の曲でした。(注:マイナー・メジャーは、日本語で言うと、短調・長調で、身もふたもない言い方をすると、短調は物哀しく聞こえ、長調は明るく楽しく聞こえます。)

一連の昭和のヒット曲の醸し出す雰囲気が似ているのは、こういうところにあるんだなあと感じました。

 

 

この中で、上記のメジャー進行4曲と、入り混じった4曲に、私の耳が動きました。やはり私はメジャー進行の方が好きなんだとあらためて思いました。発表した自曲もマイナー進行は「ユメヒトヨ」一曲のみです。当時は聞き流していた「北酒場」「涙のリクエスト」は、今聴いたらすごく良いです。マイナー調主流の世の中で大ヒットしたのはダテではないなあと。歌のパワーがあったんだなあと。

 

 

 

時代が昭和から平成、バブル期になると、ヒット曲はほぼメジャー進行になります。(ビーイング、小室ファミリー、渋谷系…)これも時代の気分だったのでしょうか。

そして平成最後の年の大ヒット曲が「Lemon」(ドップリと暗いマイナー調) というのも、これも時代の流れだなあという気がします。

 

 

次の時代はどんな曲調がヒットするんでしょうか?興味深いところです。私はマニアックな音楽も好きですが、多くの人々の心に届くヒット曲も好きなので。たかが歌、されど歌、です。

 

(こんな程度の分析でスミマセン。。あとリズムとかテンポとかアレンジとか、いろいろと気になった点があるので、機会を設けてもっとつっこんでみたいと思います)