【2019年2月1日】前々回の続き 〜 道具が変われば思考法も変わるのでは?

前々回の続き。その、Cubaseの新ヴァージョンを教えて頂いたMさんの話の続きです。

 

 

Mさんは、私よりもハイペースで作曲していらっしゃるみたいです (インスト曲専門みたいですが)。そしてソフト制作に切り替えてから、作曲というよりも、日記を書くように、日々メロディやリズムを書き留めているそうです。

それをしばらく置いといて、まとめて聴き返して、印象に残ったものを作り込む、というサイクルで制作しているとの事でした。インスピレーションで一気に進めるよりも、断片のちょっとずつの積み重ねが大事だと仰っていました。この考えには共感しました。ソフトでの制作に合っているのではと感じました。

 

 

それでその記事に、最近の自分の曲について「…単純に、自曲はソフト制作に切り替えたけど、クォリティはさほど変わってないんじゃないかと、ふと思ったからです。…」と書いたのですが、これは、楽器からPCソフトに、ただ単に道具が変わっただけで、使い方自体はあまり変わっていないからではないかと、Mさんの話で思いました。

 

 

私の作曲のやり方は、ギターかキーボードを弾きながら、メロディとコードとリズムを作って、それをソフトで鳴らす、というやり方です。

これでは、ペン書きからワープロ書きに変わったけども、机に向かう時間や思考方法は全く変わらないので、当然文章自体のクオリティは変わらない、まさしくそんな感じがします。

 

 

Cubaseのスペックの5%位?しか使っていないのも、難しいからではなく、新しいやり方を試みようとしない、自分自身に問題があるのではないかと。

せっかくいろんな機能があるので、今までの自分のやり方以外にもチャレンジしていかねばと、襟を正された次第です。どうもありがとうございました。

 

 

 

 

宝の持ちぐされにならないように。。。