【2019年3月17日】知人がFrekul (フリクル) で活動します 〜 ネットでつながる音楽たち

このHPで知り合った知人からラインで「フリクルで活動始めます」の報告がありました。

Frekul (フリクル) とは、「あなたの音楽活動をサポートするバーチャル・プロダクション」と銘打って、ネット上での音源配信を行なっているプロダクションです。登録料及び使用料は無料。音源制作を行なっている方ならどなたでも参加出来ます。

 

 

因みにサイトを閲覧してみると、3月16日午後11時30分現在、登録アーティスト数 11,304組、登録楽曲数 42,807曲、でした。ここまで参加者がいらっしゃるのには驚きました。音楽クリエイター版「5ちゃんねる」みたいです。誰もが表現出来る、音楽メディアの新しい形として定着しつつあるのではないかと思います。

 

 

フリクルの登録者数をみても分かりますが、今音楽は、質は別として誰もが作れる時代になりました。なので、クリエイターやアーティストを職業としてやろうと努力されていらっしゃる方も、昔よりは遥かに増えてきています。専門学校まである位です。(しかも競争率が高くて、入るのも大変だそうです)

ところが実際には、逆に昔よりも遥かに、音楽は売れていません (お金になりません)。お金がかからないから普及したけど、いざ演る側になると、お金が絡まないから儲かりません。面白い現象ですね。

 

 

私は今のこの状況は、極めて健全なのではないかと思っています。今まで、音楽で大金を稼げる事が自体がおかしかったんだという気がします。

大きなお金が絡まないから楽しく出来ますし、しがらみも生まれません。食い扶持は別に持って (サラリーマンをするという意味ではありません)、自分の音楽はお金の匂いがしないものを作る。これが一番しあわせな活動だと自分では考えているのですが。まあこれは人それぞれの考え方ですね。

 

 

因みに知人のフリクルでのアーティスト名は「ぽちとまぜごはん」です。今どきのネーミングですねー。見かけたらヨロシクです。

 

 

 

インターネットの世界 (ニコニコ動画) からブレイクした米津玄師さんの「アイネクライネ」のPVから。いやー、いい曲ですねー。米津さんのブレイクで、自分も音楽を作ってみようと思った少年少女がたくさん居そうです。