書けたのは、以前に書いて放っておいた曲「tondeke」です。大幅に書き直したところイメージに近づいたので、一先ず完成としました。書いたのを読み返すと、その情けない感じが何となくブライアン・フェリーさん(ロキシー・ミュージック)の歌詞を思い出しました。
人間誰しも情けない部分を抱えて生きていると、私は思っています。ブライアン・フェリーさんの歌詞は、そんな情けなさを肯定、というか認めているようなところがあって、それがすごく共感出来ます。男の女々しさを歌わせたらNO.1クラスなのではないかと。だから「ジェラス・ガイ」を歌うと、あんなにもハマるんだと思います。
その「ジェラス・ガイ」は、ジョン・レノンさんの歌ですが、まるでフェリーさんのオリジナル曲に聴こえます。英語が聴き取れない私でも、歌詞カードを読みながら聴いていると、歌の世界にスッと入れます。けっして上手くはないんですが、その不安定さがとても魅力的に聴こえます。歌は音程や声量に在らず、のお手本のような歌唱です。
「ジェラス・ガイ」は、ニコニコ動画にも上がっていました。私と似たような感想コメントが多く、ファンはやっぱり分かっているなあと、納得しました。久しぶりに聴きましたが、いつ聴いても心に響く、素晴らしい曲と歌です。
ところで私の「tondeke」です。この歌は、撥音(「ん」)や促音(「っ」)で韻を踏みまくっているので、歌ってみて滑らかになるように、若干の修正はあるかもしれません。トラックも途中のままなので、完成に向けてがんばります。
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tondeke
ふ〜らりふ〜らり歩く 酔っ払ったおじさん
ゆ〜らりゆ〜らり揺れる 大地が揺れる
ふんわりふんわり浮かぶ 綿菓子のように
でんでろでんでろ溶けろ オイラの想い
とんでけ とんでけ とんでけ × 4回
にっちもさっちもどっちも 進めないよ
あっちもこっちもそっちも 行き止まり
どんだけ分だけオイラ 汗流したんだろう
そんだけ分だけオイラ 歳 とったんだ
とんでけ とんでけ とんでけ × 4回
やんわりやんわり思う 先先々の命
げんなりするから以上 考えないのがいいでしょう
踏んだり蹴ったり毎日 そんでも過ぎてく毎日
咄嗟に嫉妬 ため息 止まらないのが感情
とんでけ とんでけ とんでけ × 8回
とっとと去ってく君の 後ろ姿
ずっとずっとずっと見てる たっぷり未練
どんだけ過ぎれば嵐 去っていってしまうんだろ
どっかにシェルターあったら 逃げ込みたいよ〜
ふ〜らりふ〜らり歩く 酔っ払ったおじさん
ゆ〜らりゆ〜らり揺れる 大地が揺れる
ふんわりふんわり浮かぶ 綿菓子のように
でんでろでんでろ溶けろ オイラの想い
とんでけ とんでけ とんでけ × 8回