【2019年5月18日】「ひみつの言葉」ようやくマスタリングを終え、完成です!☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

ギター・ソロも何とか入れる事が出来て、ようやく曲が完成しました。この曲のように時間がかかった曲というのは、??なのが多く、自分としては新しい試みも行い満足なのですが、聴いた方がどう感じるか興味深いところです。

 

 

今回の曲で、ブライアン・フェリーさんのようにファルセットでボソボソと呟くようなボーカル・スタイルを試みたのですが、これがなかなか音楽的に聴こえなくて苦労しました。

女性のウィスパー・ボイスは、昔から一つのスタイルとして定着していますが、男性でそれを行う人が殆どいません。男性っぽくなく、女々しく聴こえるからかなあ。

 

 

 

既に亡くなったフランスのアーティストで、セルジュ・ゲンズブールさんという方がいらっしゃいました。フランスが生んだ世界的なアーティストで、主に’60年代〜’70年代に活躍されていた方です。

ゲンズブールさんも、ボソボソと間の多いウィスパー・ボイスで歌っていましたが、フェリーさん同様にとてもいい声で、魅力的に聴こえました。

 

 

思うに、このような芯のない軟体動物のようなボーカル・スタイルというのは、猛練習して獲得出来るテクニックではないような気がします。

そういえば、二人とも女性にモテモテでしたね。女性を口説く時の喋り方がそのままボーカル・スタイルになっている、そんな趣きがあるので、魅力的に聴こえるんじゃないかなと。

 

 

でも、ロキシー・ミュージックの歌詞を読んでると、フェリーさんは失恋も多いみたいで、お二人とも、そんな豊かな人生経験が、あの歌唱にリアリティを生み出しているのかなあとも。(ゲンズブールさんの人生に関しては、ウィキペディアを読んでみて下さい。とんでもない人生を送っています)