先日何気にキーボードを弾いていたら、憂いのあるメロディが聴こえてきたので、「トムヨーク」と仮題を付けて保存しておきました。何となく、トム・ヨークさんのメロディっぽいなあと思ったからです。そして本日、そのメロディが曲になりました。
「エリザベート・ワルツ」「2019年のサマータイム・ブルース」は、割とオーソドックスな楽曲でしたが、その反動?か、この曲は、コード感のないエレクトロニカ風のトラックにメロディが乗っかる、21世紀スタイルの楽曲になりました。サビもなく、モロに私の好きな洋楽風です。
なりました、と書いているくらいに、実はあっという間にベーシックなトラックと歌詞は出来上がってしまいました。最近はどの曲も割と速く出来るのですが、この曲は最速かもしれません。今回はコード譜もありません。(E on A と Am on D の二つのコードの繰り返しです)
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フレルココロ
アオイホノオ と アカイホノオ
闇の中で交わって 溶ける
クロイカゲ シロイヒカリに
照らされて 生まれ出づる ように
アオイココロ 君に触れ
アカイココロ 僕に触れ 空気 震わす
手を離せば 消えてしまう
目を瞑れば 消えてしまう
そんな 気がする
そんな 気がする
闇の中に ひとり立ち尽くす
君が忘れた ライター付ける
炎 揺らめく
炎 揺らめく
アオイホノオ と アカイホノオ
闇の中で交わって 溶ける
クロイカゲ シロイヒカリに
照らされて 生まれ出づる ように
当初は、レディオヘッドのこの曲「エヴリシング・イン・イッツ・ライト・プレイス」っぽかったのですが、作り込むうちに自分のメロディになりました。