先週ボーカルを録った三曲、ミックス・ダウンまで完了。完成しました。

トラックの音も若干差し替えて、一つ一つの音の大きさや、イコライザーなどエフェクターの微妙な処理も更新しましたが、多分自分以外の人には、こう変えたよと言わないと分からないのではないかと (笑)。

どなたが言ってたのか全く憶えていませんが、「作るのが手慣れてくると、9割がたは割とすぐに出来るようになるけど、あとの1割を詰めるのが本当に大変」と聞いたこと (読んだこと？) があります。

90%から91%に、一歩進むのに一苦労、91%から92％に進むのにまた一苦労。出来としてはあまり変わらないけど、労力はすごくかかるという事でしょう。これは私にもよく分かります。

実際、他人が見る・聴くのレベルだと、9割も10割も、さほど変わらないんじゃないかと感じます。

昔から「何をもってして『完成』と言えるのか」という事が、よく言われますが、最終的には「自分が満足する事」、商業絡みだと「締切日になった事」だと、私は思います。

それで更に思うのは、今の時代、絵でも音でも、更には文字でもデジタルで制作されていて、つまりは後からいくらでもやり直しが効くという事です。無理に「完成」としなくてもいいんじゃないかなと。

上記三曲も、取り敢えず「2019 8／6 時点での完成品」として、後から手を加える余地を残しておきたいと思います。