【2019年8月13日】橋本治を追悼します

 

 

何気に読み始めたこのニュースに目を疑いました。書き出しが「橋本治さんが亡くなって半年になる。…」だったからです。

橋本治さんって亡くなっていたんですね。。遅まきながら、お悔やみ申し上げます。

 

 

「親子の世紀末人生相談」「恋愛論」「悔い改めて」…。私が橋本治さんの著書を読み漁っていたのは、若い頃のごく一時期です。

昔は当然だった「男は男らしく、女は女の子らしく」の常識 (=迷信)?思想?に過激にNOを唱えたのは、私の知る限りでは、橋本治さんが最初なんじゃないかと。「そういう決めつけはおかしいんじゃない?」と。そう言えば編みものの本も上梓されていました。

 

 

橋本治さんは著書が大変に多く、その数は数百冊にも及んでいます。きっと手塚治虫さんと同じで、書くことが人生だったんでしょう。

私はそのうちの十数冊を読んだに過ぎませんが、その中から一冊選ぶとなると「親子の世紀末人生相談」です。

 

 

今は「青空人生相談所」とタイトルを変えて文庫本になっています。読めば、(プラスに) 考えさせられる事が大変に多い人生相談本です。何度読んだか分かりません。今は手元にもありませんが。

いつしか読まなくなって手元にもないという事は、自分が成長して、自我がしっかりしたからだと、この本が必要なくなったからだと、いいふうに捉えたいです。

どうもありがとうございました。