【2019年8月17日】「Dance Dance」はオールディーズの香りがします

その出来上がった「Dance Dance」ですが、制作やミックスダウンで繰り返し聴いているうちに、この曲は絶対にどこかで聴いたことがある、と思えてきました。

 

 

実はこういう感覚は過去にも何度かあります。

最初のアルバムの収録曲「ふたつのコード」も、出来た当初、この曲は絶対にニュー・オーダーのメロディだと思い、ニュー・オーダーの音源を片っ端から聴き直したのですが、結局同じメロディがなかったので一安心して自曲としてリリースしています。

 

 

今回のこの曲「Dance Dance」も「ふたつのコード」と同じく、ハッキリと概聴感を感じたのですが、「ふたつのコード」と違って、出どこの見当が付かず、解決するまで人には聴いてもらう訳にはいかないなと思っていました。

なので、手を付けてから2週間ほど放っておいたのですが、数日前に、ふと「Dance Dance」に似たような曲が、頭の中で流れました。

 

 

その頭の中で流れた曲は、坂本九さんが歌っていて、中学生の頃にフォークダンスでも踊った曲でした。「レッツ・キッス…」と歌っていたような気がしたので、「坂本九 レッツ・キッス」で検索したら、簡単に解決しました。

 

 

 

 

「レットキス」 (Letkiss) は、フィンランドの民謡、および、その曲に合わせて踊るジェンカ(フィンランドのフォークダンス)である。

 

ーーウィキペディアより

 

 

 

YouTubeで視聴しましたが、思ってた程似てなくて、ちょっとホッとしました。

中学生当時、照れながら女子と手を繋いで踊った、運動会のフォークダンスの甘酸っぱい思い出が、頭を過ぎりました (笑)。やはり創作は、心の引き出しから無意識に引き出されてくるものだと、あらためて思った次第です。

オールディーズ風のメロディを今風の音で演るという方法論は、案外応用できるかもしれません。