【2019年9月5日】久しぶりに本を購入しました 〜 横尾忠則「死なないつもり」

 

 

 

横尾忠則さんは、著名な画家。音楽ファンにも、サンタナのジャケット・デザインや細野晴臣さんとのコラボなどで、その名は知られています。

 

 

私もその一人で、高校生の頃、友人が推していたサンタナの「ロータスの伝説」という三枚組のライヴ・アルバムで、横尾さんを知りました。同じ時期にYMOを聴いていて、メンバーのソロ・アルバムを遡っていたら、そこでも「コチン・ムーン」という、細野晴臣さんとのコラボ・アルバムに出会いました。

 

 

 

横尾さんの絵 (デザイン) は、一口で言うと「過剰」です。熱帯に繁殖する多くの動植物たちのような、過剰な生命力で満ち溢れています。ピカソのように長生きされるんじゃないかと、当時から思っていたら、この本に出会いました。

表紙のルックスを見る限りでは、とても80歳には見えません。あと20年は元気で絵を描いていそうです。

 

 

まだ少ししか読んでいませんが、昔読んだ岡本太郎さんの著書を思い出しました。

芸術家ならではの「断定」が多く、興味のない人が読むと、突っ込みどころが多いんじゃないかと (笑)。

私にはすごく面白いし、タメになります。

第2章「僕はいつも絵と対話している」(目次を見て、この章から読んでいる) では、創作に関するいろんなことを語っていて、身につまされることが多いなあと感じました。絵も音楽も同じなんだなあと。

 

 

 

ここ数年で私の考え方で一番変わったことと言えば「元気で長生きしたいなあ」と思うようになったことです。これには自分でも驚いています。40代までは、あれ程無頓着だった自分の命・健康が、今、これ程考えさせられるべきものかと。

 

 

横尾さんのこの本を読んでいて、そんな思いが更に強くなりました。元気で長生きして、歌をたくさん書きたいなあ、歌いたいなあ、と。