【2019年9月12日】トラックや歌を録り直しました 〜 「たった一つの言葉を探して」「2019年のサマータイム・ブルース」「春酔唄」

先日、過去に作った3曲の手直しを行いました。

 

 

 

「たった一つの〜」は、トラックをすっきりさせて、歌がちゃんと聴こえるようにしました。ちょっとテクニカル過ぎる音を減らしました。それから歌詞を書き足しました。元々この歌は、個人的な体験を書いたものですが、書き足して更に個人的になりました。ようやく一応完成です。

 

 

「2019年の〜」も「たった一つの〜」と同じく、歌がちゃんと聴こえるようにトラックをいじりました。Aメロの単調なベースラインに変化を付けたり、ギターのリフをところどころ減らしたり、音質をアコースティックな感触に変えたり。イントロや間奏に新しいフレーズを入れたり。あと、歌の山場にハーモニーを加えてみました。それでこちらも、一応完成ということに。

 

 

それから「春酔唄」も、少し前に重低音を入れたのですが、その音の調整を行いました。この曲は元々ごく普通のベースラインが入っていたのですが、いまいち面白くなく、ベースを抜いたトラックで完成としていました。

今回入れた低音は、いわゆるドローンと呼ばれる持続音です。この音が入って、ほんわかと浮遊感のあるこの曲の、その浮遊感が更に強調されたような気がします。それで、この曲もこれで完成。

 

 

 

新たに加えた「たった一つの〜」完成した歌詞です。生まれて初めて外タレのロックのライヴを体験した時のことを歌っています。

 

 

 

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たった一つの言葉を探して

 

 

僕らが暮らしてる町では

人々   灰色の服着て

灰色の靴履いて出掛けた

 

僕らが暮らしてる町では

人々   笑顔を貼り付けて

鏡のような返事返してた

 

昔読んだ雑誌の隅に

赤い服とオレンジの髪

何故か懐かしく思い出す

 

ほんとにいるのだろうかと

半信半疑だった僕は

歌っているその姿観に行ったよ

 

 

※たった一つの言葉を   探して   歌ってる

たった一人のあなたを   探して   彷徨う

 

 

日々顔合わす   家族よりも

隣で笑う   あなたよりも

心の奥の方に入ってきて

 

産まれたばかりの種のような

もう一人の   自分見つけて

何故か懐かしく感じたよ

 

 

※くりかえし

 

 

風が吹く   君を見た

強く吹く   僕は見た

そう、あれから気がついたら時代変わり

ああ、街の色も少しだけ変わって見える

 

 

君のライヴの後外に出て

左を向いて右を向いたら

景色が全然違って見えたんだよ

 

僕の住んでる   ここは何処かと

僕の立ってる   今日はいつかと

今でも時々分からなくなるんだ

 

 

※2回くりかえし

 

 

たった一つの言葉を   探して   歌ってる