【2019年9月30日】「祈る人」トラックと歌詞出来ました!☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆//////

先日生まれたこの曲、歌詞もメロディもすんなりと出来ました。トラックも、最近のように凝ったのではなく、メロディを活かしたピアノとストリングス中心の、古典的・普遍的なアレンジにしてみました。あとは歌を入れるだけです。

 

 

 

作りながらトラックをリピートしていて、ふと浮かんだのが、ロシア民謡「ヴォルガの舟歌」のフレーズ  ♫エイコーラ  エイコーラ  です。世界中で歌われているこの歌、聴けば誰もが絶対に「あ、このメロディか!」と分かる曲です。小学校の音楽の時間に聴いて、「サンタルチア」同様に、大好きになった歌です。

 

 

この「ヴォルガの舟歌」、どんな歌なのか調べてみたところ、元々ロシアのヴォルガ川の、奴隷のようにこき使われていた船曳き人夫たちの、抵抗と諦めの歌として歌われていたと知りました。

私の「祈る人」も、大自然の猛威になすすべもなく右往左往する私たちを嘆いた歌です。なんだか世界観も共通項があるような気がしました。

それで、この曲を間奏で引用してみたところピッタリはまったので、採用することにしました。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

祈る人

 

 

海や空や   地の神さま

急ぎ足で   この世を駆け

 

雨や風や   揺れる大地

時を刻む   爪痕のよう

 

 

※命出ずるは   まばたきのひととき

盛る炎   ひと吹きで消えゆくけれど

 

 

※※何を思う   散りゆく際

分かる筈も   なくゆらゆら

 

 

※※くりかえし

 

 

飛んでくる   降ってくる   震える人々は

カンカラリン   カンカラリン   転がる空きカンのよう

 

あっちでも   こっちでも   只雑草の如し

にっちもさ   さっちもさ   どっちも行き止まり

 

 

※くりかえし

 

 

何を思う   散りゆく際

分かる筈もなく   只ゆらゆら

 

何を思う   散りゆく際

これも運命と   只ゆらゆら

 

 

 

 

 

世界中で愛唱されている「ヴォルガの舟歌」。