【2019年11月14日】「限りなく穏やかに」〜 手弾きの魅力を活かす

以前作った「限りなく穏やかに」のデモ・ヴァージョンに、ギターの音が加わります。弾いて下さるのは、知人の息子さんで若干二十歳のGさん。

先日送ったデモトラックにギター音が被って返信がきました。私よりも全然上手いです。

 

 

この曲はいかにもバンドで演るっぽい曲だったので、途中まで作ってはみたものの歌も入れずにそのままあたためていました。

 

 

限りなく穏やかに」ラフなトラック出来ました 〜 打ちこみと生演奏について (クリックで読めます)

 

 

うちこみと人力の違いは、上記のグルーヴ以外にもあります。

ギターだと、フレット移動の際のキュッという摩擦音、ピッキングの際のきっちり揃わない持続音。感性の赴くままに弾くフィードバック・ノイズ。

意識でコントロールしきれないノイズこそが、音楽の一部として活きる訳です。

 

 

そんな要素が、打ちこみだと表現出来ません。うちこみは基本「意識」して行う行為だからです。それはそれで、そういう音が生きる曲にすればいいのですが、「限りなく〜」は、人力ノイズがあった方が活きると感じました。

今後の展開が楽しみです。

 

 

 

 

 

ノイズ・ギターの元祖、ジミヘン。

とりあえず弾けばそれが音楽になるという、天才的ギタリストです。