【2019年11月27日】小沢健二のニュー・アルバム「So Kakkoii 宇宙」リリースされてました

オザケンのニュー・アルバム「So Kakkoii 宇宙」。数日前にリリースを知り、聴こうと思いながら何日か過ぎていき、先日街に出る機会があり、ようやく購入しました。

 

 

一聴して、今どきの音と一線を画す生々しい音と言葉と声に一安心しました。変に円熟してなくて良かったなあと (笑)。‘93年リリース「ライフ」が更に生々しくなった感触です。

生々しいけどそれは、シロウト芸の生々しさではなくて、何というか、考え抜かれた生々しさ。まるで、とれたてのイキのいい魚を腕のいい職人さんがさばいて、そのまま食卓に上がったお刺身のような、そんな音楽です。

昔からアンチが多いアーティストでしたが、これを聴いて、おそらくファンの間でも好き嫌いがはっきりと分かれるんじゃないか、そんなアルバムだと感じました。

 

 

 

最近の一連のシングルが全部入っていて、それらを聴いた時に思ったんですが、この人は結婚して子どもが出来たから、またこういう音楽 (ポップス) をやり始めたんだろうなあと。

今回のこのアルバムのジャケットを見て、それは確信に変わりました。ずいぶん成長したんだろうなあ (お子さんもオザケンも)、そして、ちゃんと普通に生活してるんだろうなあ、と勝手に思いながら聴いています。そんな、地に足の付いた曲たちです。

 

 

 

 

 

最近のシングルのように、凝った私信のような、手作り感一杯のジャケット。広げるとすごいんですよ!