どうにかこうにかという感じで、拙いながらも何とか出来ました。
音と違ってヴィジュアルのイメージはなかなか湧かなくて、技術的なことよりもそっちが大変だなあと。技術は努力すれば何とかなるものなので。
ちょっと前に作った歌「オールディーズ」の歌詞に、
♬近くの公園の 鮮やかな緑 若かりし頃 見えずにただ歩いてた〜
という箇所があります。
「ツチニカエル」動画は、撮った自然の景観に見惚れながら作っていました。若い頃は、そんな自然の景観など眺めて楽しむ余裕などなかったことを思い出しました。
この動画を通底するのは、うちの向かいの空き地の雑草たちが風にそよぐ様子です。自分的には、これだけで十分という感じでした。まあ観る人へのサービスで、きれいな静止画像も入れましたが。
数日前の、風のある晴れた日に、空き地の前に立ってタブレットを持ってジーッと動画を撮っていたら、普段何気なく通っているその場所が、何か特別なところに来ているような錯覚に陥りました。
観光地に行ったら景色がきれいに見えるというのは、実は心がそういうモードに切り替わっているだけであって、実際は、観光地でなくても景色は十分きれいなんだなあと。
昔、ユーミンがラジオで喋ってた「曲を書くときは旅人の視点になってみる」(←うろ覚えですが) とは、こういうことなのかなあと感じました。
これがその空き地の雑草たち。