【2020年1月14日】発達障害について

 

 

 

もしかしたら私だけかもしれませんが、ここ数年で「発達障害」に関しての言葉をよく目や耳にします。自閉症、アスペルガー症候群、ADHD などなど…。そもそも「発達障害」という言葉 (=概念) すら、メジャーになったのが割と最近のような気がします。少なくとも、私の子どもの頃にはありませんでした。

 

 

 

人によっては、何でもかんでも病気に、障害にすればいいってもんじゃないだろ?と思う方も多いと思います。

私はこの「障害」という言葉が良くないのではないかと思っています。マイナス感がする字面が良くありません (笑)。しかし、個々の特性を大雑把ながらも分類する事については賛成派です。

 

 

なぜ賛成かと言えば、自分がこういう特性を備えている、と把握出来ただけで、生き易くなると思うからです。

経験上、病気は診断されて病名が付くと、末期ガン宣告などは別として、ドキッとした後で大体ホッとするものです。それは「治療」という、次のステージに進めるからです。

 

 

発達障害は、病気ではなく特性です。でも、そう診断されたことによって、ああそうなんだ、と、少なからずホッとされた方も多いんじゃないかなと。

 

 

 

この記事を読んで、更にいくつかの発達障害関連の記事を読んで思ったのは、幼少期〜少年期 (今でも?) の自分はHSCの特性を持ってたんだなという事です。書いてあること全てがピッタリ当てはまっていて、まるで自分のことが書いてある気がしてドキッとしたくらいです。

 

 

それで、だからどうだと言う訳ではありません。ただ、子どもの頃に、あなたはこういう特性が備わっているんだよと分かれば、自分一人でくよくよと悩むことも減ったのではないかと思います。

自分は、自分で思うほどに変わった人間ではなく、世の中には実は自分と同じように、ごく些細なことで深く傷ついたり、眠れないほど悩んだりしてしまう人はたくさんいるんだ、と知るだけで、随分と楽に過ごせたんじゃないか、そう思います。

 

 

人は人それぞれ。だけども同じような仲間も実はたくさんいる。まず自分をよく知ることが、ほんの少しでも生き易くなる秘訣?になるんじゃないか、そう思います。