【2020年3月26日】「レッド・ツェッペリン」(仮題) トラック出来上がってきました! 〜 レッド・ツェッペリン聴き返しています

という訳で、完成に近づいてきました。時々ですが、こういうすぐに出来上がる曲があります。この曲は楽器音が少ないのですが、サンプリング音で作ったドラムのループがちゃんと鳴っているのでOKです。聴き返して、あらためてジョン・ボーナムさんの偉大さを感じました。

 

 

ラスト・アルバム「コーダ」からも、ドラムのフレーズをサンプリングしました。

オマージュとして、途中で「カシミール」(レッド・ツェッペリンの代表曲) 風、中近東っぽいメロディを挿入しました。

 

 

 

この曲を作り始めて、レッド・ツェッペリンを聴き返しているのですが、私の好きなツェッペリン曲は、ほとんどがドラムのビート、リズム・パターンを活かしたアレンジがなされている事に気付きました。

 

 

 

アレンジャーは、ギタリストでありプロデューサーであるジミー・ペイジさん (かな?)。今聴くと、当時のほかのハード・ロック・バンド曲のアレンジと、根本的にサウンドの組み立て方が違います。

ドラムのグルーヴを際立たせるアレンジとギター・リフで、多くのヒップホップと曲の構造が似ています。(似てるというより、こちらが先)

 

 

 

ラスト・アルバム「コーダ」に、「ボンゾズ・モントルー」という曲があります。ボンゾのドラム・ソロに、ジミー・ペイジがエレクトリックなトリートメントを施しただけの、言わば、ボンゾへの追悼曲です。「コーダ」は、ドラマーのボンゾが急死、なし崩し的に解散してしまった後にリリースされたアルバムです。

 

 

当時、FM番組「サウンド・ストリート」で、ロッキング・オンの渋谷陽一さんが「…代わりに誰かドラマーを入れて (ツェッペリンを) 続ければいいんじゃないかなと思っていましたが、違うんですね〜…」というような事を仰っていたと記憶しています。

 

 

この曲を聴くと、私の好きな多くのツェッペリンの楽曲のエンジンはボンゾのドラムで、そのエンジンをフル稼働させるために、その他楽器のアレンジがなされていたことが分かります。この曲は、ボディを取っ払って、そのエンジンだけが剥き出しになったような曲です。

先ず、ビートありき。だからその音は、今どきの音楽と並べても全然古く聴こえないんでしょう。

 

 

 

今更ながら、ツェッペリンの偉大さを感じつつ、自曲制作しています。

 

 

 

 

 

大大好きな「ザ・ワントン・ソング」が入っている、「フィジカル・グラフィティー」。

この紙ジャケ・リマスター・シリーズは、音がとってもよく、聴き心地最高にいいです。