先日、妹から叔母さんが亡くなったとラインが入りました。既に90歳を超えている方でした。子どもの頃よく遊んでもらった記憶があります。
40歳を越えた辺りから、親族はもちろん、交友関係者にも、死去される方が急に増えました。考えるまでもなく、当たり前の話です。皆平等に時の船に乗って航海しているので、普通は先に出発した方は先にゴールに到着します。
昔は考えた事もなかった自分の死というものが、他人の死に遭う事によって、近い将来、必ず自分にも訪れる事だというのを実感しています。
そんな事をぼんやりと思いながら、一曲作りました。
歌詞がまだないのですが、曲想やメロディはほぼ固まっています。GM7−A7−D7 の不安定な進行が延々と続くシンプルな曲です。
曲を作る行為は、日々一歩一歩死に近づいていく自分への、ささやかな反抗なのではないかと思います。自分の魂を、肉体という船が沈没する前に外に開放する、そんな行為のようです。
出来るだけたくさん開放させてあげたいなあと (無意識にも) 思い、日々曲作りに精を出しているのかもしれません。
最近撮った画像から。花の命も人の命も、過ぎてしまえば一瞬ですね。
私の楽曲はこちらから聴けます。↓