【2020年4月26日】本日は遠藤ミチロウさんの一周忌でした 〜 死霊の盆踊り〜追悼 遠藤ミチロウ」を観る

 

 

 

本日25日は、遠藤ミチロウさんの一周忌。WEBサイトから遺書が公開されました。そして、昨年10月14日に渋谷クワトロで開催された、遠藤ミチロウさんの音楽葬が、YouTubeで配信されました。

 

 

どのミュージシャンからも、日本の土着音楽っぽいドロドロとした情念を感じました。昭和の匂いがしました。

一通り観てから、生前の遠藤ミチロウさんやザ・スターリンのパフォーマンスもYouTubeで観たのですが、やっぱりドロドロしていました。出演者の皆さん、やっぱりちゃんと影響を受けていたのでしょう。

ミチロウさんが影響を受けた、友川カズキさん、友部正人さんも、ゲスト出演されています。

 

 

 

私が高校生や大学生の頃に聴いたザ・スターリンの印象は、洋楽に影響を受けた性急なパンク・ミュージックでした。全然日本的には聴こえませんでした。年月を経て聴くと日本的に聴こえるというのは実に不思議です。

というより、私が当時感じることが出来なかっただけだという気がします。

 

 

そう言えば、数年前に山下達郎さんの昔の曲を聴いた時も、民謡っぽく聴こえて驚いたことがあります。高校生当時、達郎さんの音楽は和製洋楽ポップスの最先端だったのですが。

両者とも、音楽性もですが、歌いまわしが日本的なんですね。だからこそ、多くの人の耳を惹きつける魅力があったのでしょう。

 

 

 

「死霊の盆踊り」を観ていて、そんな事をぼんやりと思いました。今度実家に帰ったら、「ザ・スターリン」のレコードを聴いてみたいなと。