【2020年5月20日】今どきの音楽は音質も表現の一つです 〜 「コロナの日々」音質アップを試みています

先日アップした「ひみつの言葉」ですが、早速聴いていただいた方からご意見を頂きました。「今までの曲よりも随分音質がいいですね」と仰って頂きました。

 

 

たしかに自分で聴いても、バランス良く・聴きやすく感じます。というか、この曲に関しては、これぐらいキレイで聴きやすくないと、ちゃんと歌が伝わらないのではと思ってリミックスをしました。伝わってよかったなあと思いました。どうもありがとうございました。

 

 

 

ソフトで曲を作ると外からの雑音が入らないので普通にキレイな音になると、ソフト購入前まで思っていたのですが、それは大きな間違いでした。キレイに、ちゃんと聴いて頂ける音に仕上げるには、当たり前の事ですが、それなりの努力が必要です。

 

 

 

以前に書きましたが、今どきの音楽は、昔からの音楽の三要素ーーリズム・メロディ・ハーモニー、にプラスして、音色というか、サウンド・デザインが、とても重要なファクターになっています。エレクトロニカの一部のように、サウンド・デザインのみを聴かせるジャンルもあるぐらいです。

 

 

そして、音質は、普通に良いのが当たり前。いかに独自の味を出せるかが、クリエイターの個性になります。

ソフトで作ると結構似たり寄ったりの音色になるので、「あ、これはこの人らしい」と感じられる音にするには、かなりのセンスとワザが必要です。

ギタリストがたくさんのエフェクターを駆使してギターの音を作るのと似ています。

 

 

 

という訳で「コロナの日々」、音質の見直しを行っています。

この曲はエレクトロニカっぽくもあるので、楽器音一つ一つ及び、全体の音色・聴こえ方、が、ある意味曲の良し悪しを決定します。

そんな事を思いつつ聴きかえすと、まだまだ詰めが甘いなあと感じました。

 

 

それで、これは勉強が必要だと、島村楽器のTさんに教えて頂いた、Cubaseに関してのサイト「Sleepfreaks」を観ながら、マスタリングをやり直しています。

今どきの宅録は、というか、エレクトロニカというジャンルは、マスタリングまでも自分の個性がちゃんと反映されるんですね。。

 

 

こういうエンジニアリング的な作業はどちらかと言えば苦手なんですが、曲作りの一環として、いろんなワザをマスターしたいと思います。いや、大変。。

 

 

 

 

 

 

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