【2020年7月3日】いしだ壱成とレゲエ

 

 

 

 

いしだ壱成さんがTVに出ていたみたいです。少し前に知人に「石川県に住んでいる」と聞いていましたが、記事を読むと、ほんとに白山市に住んでいらっしゃいました。

 

 

 

実は私は、かつていしだ壱成さんの音が好きで、アルバムもリリースされた2枚とも持っています。(ここに上げようと探したけど、残念ながら見つかりませんでした)

俳優としてのパフォーマンスは、私はドラマは観ないので、実は一度も観た事はありません。でも、多分凄く演技の上手い俳優なんじゃないかなと、歌を聴いて思ったものです。

 

 

初めて聴いたのは、シングル「ワーニング」で、レゲエです。その次のシングル、こちらもレゲエの「マイ・フレンド」を聴いて、そのあまりに気持ちのいい音と声にやられて、アルバムも購入しました。アルバムは全曲レゲエではなくてちょっとガッカリしました。

 

 

 

レゲエ曲のヴォーカルがとても堂に入っていて、これは一朝一夕ではないと思い、プロフィールを調べて納得しました。やっぱりこの方はレゲエが大好きな人でした。

日本人が日本語でレゲエを歌うと、私もですが、普通にメロディラインをなぞって歌ってしまいます。これが実は、ニセモノっぽく、浅はかに聴こえる原因です。

 

 

レゲエは「間」を聴かせる音楽です。ヴォーカルも、ビートとビートの間を縫うように歌われています。ところが実際に歌うとなると、これがとっても難しい。メロディも、下手に難しいコード進行や転調のメロディだと、何故だか逆にダサく聴こえてしまいます。

 

 

自曲でも数曲レゲエ曲がありますが、どうしてもホンモノのように、ビートとビートの間を泳ぐように歌えませんでした。それで苦肉の策として、あえて童謡のようなシンプルで抑揚のないメロディにしてみました。そしたらメロディの違和感が少なくなるんじゃないかと。

そうして作ったのが「ふきのとう見つけた」です。

 

 

 

いしだ壱成さんのレゲエ曲のヴォーカルは、日本語で歌っていながら、自然にレゲエのマナーに則って歌っているように聴こえます。ヒラヒラと、ビートの隙間を見事に泳いでいます。そこが一番の魅力です。

今、PCに入っていた、2nd.アルバム「ストーン・サークル」の一曲目「DC-8」を聴いているのですが、いやほんとに見事なものです。

 

 

 

白山市に住んでいるんだったら、地元でライブなど演らないかなあ、またレゲエ歌わないかなあ、と、思ってしまいました。自曲のレゲエ曲を送って、一緒にライブしましょうと誘ってみようかな (笑)。

でもこんなダサい曲は嫌だと言われそう。。