2曲共、昨年秋〜冬にかけて作った曲。録り直したり歌い直したりで、両曲共、十分にブラッシュアップを行ったうえで完成にこぎつけました。
この頃から曲のタイトルに、季語というか、日本的な名詞を意図的に付け始めました。他には「花咲く庭にて」「月の子守唄」「鳥になって 魚になって」など。
若い頃は、暑かろうが寒かろうが、ハッキリ言ってどうでもよかったのですが、最近では、日々の天気でも一喜一憂するようになりました。同時に、近くの原っぱの雑草や、畑の野菜やお花の成長具合とかにも。
これは、自分の生活に余裕が生まれたからではないかなと感じます。どうにかこうにか歳を重ねた証ではないかと。
コロナ禍だろうが、厳しい天災が降りかかろうが、こういう感性は、死ぬまで失いたくないなと思います。
「人生とは、月や花を見ることである」というような言葉を、誰が言ったか定かではありませんが、読んだ事があります。多分、若い頃よく読んだ山口瞳さんの著書だったような。。
偉くなってお金持ちになるよりも、気の合う人と付き合って笑って、花や月を見て涙が出て。そんな人生って最高だなあ、憧れるなあって思います。(負け惜しみかもしれませんが 笑)
「月を仰ぐ人々」「虹のメロディ」2曲はこちらから聴けます。↓