【2020年10月12日】ギターとピアノ、弾き語りよもやま話 〜 パワーコードで弾き語りしてる動画を観て

「祝福の歌」で、初めてピアノで弾き語りに挑戦していますが、ギターで弾き語りをする場合と、結構勝手が違うなあと感じます。

端的に言うと、ギターの方がお手軽に出来るなあという感じです。私が今までギターで弾き語りを演ってきたから、という意味ではありません。

 

 

ギターの場合、基本の3和音のみの進行 (例えば、D→G→Aとか) でも、それなりに聴けるのですが、ピアノの場合、どうも響きがキレイ過ぎて、3和音だけ弾いてても物足りなく聴こえます。弾いてて、もう一つ二つ、濁らせる音が欲しくなります。倍音の響きが関係しているんでしょうか?

 

 

 

そう思いながら、この疑問を解こうかといろんなサイトを閲覧していたところ、凄い動画を見つけました。

「パワーコードの話 (ギター初心者でも弾ける) / 弾き語り奏法」という、asoman さんというミュージシャンのYouTube動画です。

タイトル通り、何と、アコギのパワーコードで弾き語りを演っています。これが、イロモノ的ではなく、ちゃんと弾いて・歌に合っているから凄いです。

 

 

 

パワーコードというのは、簡単に言えば、二つの音しか弾かないコードです。(いろんなサイトで詳しく触れられているので、興味ある方はそちらへ)

たとえば「C」及び「Cm」は、それぞれ「ミ」「ミ♭」を省いて「ド」と「ソ」しか弾きません。なので、メジャー/マイナーの区別がありません。なので、ギター初心者が手こずる「F」や「B」も、簡単に弾けます。

 

 

私は固定観念で、今までパワーコードというのはエレキギターのコード奏法だとばかり思っていましたが、アコギで弾き語りまで演っているこの動画を観て、自身の頭の固さを恥じた次第です。目からウロコが数枚剥がれた気分です。音は、多ければいいってもんじゃないなあと。

 

 

 

 

 

 

余計な音が混ざらないように?上の3弦を抜いているところ (3枚目の画像) が、ヴィジュアル的にも凄いです。下の音の3本の弦のパワーコードだけで、こんなに豊かな弾き語りが出来るんだなあと。

 

 

 

そう考えると、冒頭の「ピアノの場合、どうも響きがキレイ過ぎて。。云々」も、固定観念なんじゃないかと思えてきました。むしろキレイな響きを更に際立たせるアレンジがいいんじゃないかと思います。

 

 

 

音をたくさん加えた、足し算でアレンジした「祝福の歌 〜ピアノ弾き語りver.」ですが、ここから引き算的に、音も抜いていってみようかな、などとちょっと考えてみたり。(あまりいじくってると、完成しないのですが。。)