【2020年10月14日】昭和の歌謡曲★我が心のベスト・テン

 

 

 

ふと見かけたこの記事。興味深く閲覧しました。

先日、筒美京平さんがお亡くなりになったニュースが流れましたが、追悼を込めて、私の歌謡曲史を彩る名曲を上げます。

 

 

多過ぎて選ぶの大変でした。YouTubeで、観ながら・聴きながら、懐かしのひとときを過ごせました。

先ずは、今風に言うと、神曲を3曲。

 

 

 

タイム・トラベル/原田真二 (‘78年)

 

異邦人/久保田早紀 (‘79年)

 

ガンダーラ/ゴダイゴ (‘79年)

 

 

3曲とも、偶然ながら’78年と’79年に集中。そして3曲ともに、和洋折衷具合が絶妙です。あと、イントロも印象的。

 

 

 

 

 

タイム・トラベル/原田真二 (‘78年)

 

3ヶ月連続シングルをリリースして、一気にスターダムに躍り出た原田真二の4枚目のシングル曲。以前にも書きましたが、当時この曲を聴いて「原田真二は天才だ」と確信しました。でも、クラスの女子数名しか分かってくれる人がいませんでした。

数十年経ってスピッツのカバーを聴いた時、当時にタイム・トラベルした気分に陥りました。あまりのエヴァーグリーン感にクラクラしました。

 

 

 

 

異邦人/久保田早紀 (‘79年)

 

この曲も、以前に上げています。たしか「ユメヒトヨ」という自曲を作った時です。曲想・歌詞、そして歌う本人のルックス・佇まい、全てが完璧に、この曲の世界を表しています。途中のメジャーに転調するメロディに心が洗われました。

そういえば、次の「ガンダーラ」とか、ジュディ・オング「魅せられて」とか、異国情緒漂う曲って最近ないなあと。ネット社会で、異国幻想がなくなりつつあるからかもしれません。

 

 

 

 

 

ガンダーラ/ゴダイゴ (‘79年)

 

ゴダイゴがブームになる、その先駆けとなった曲。ギターのイントロで持っていかれます。「異邦人」とは逆に、メジャーのイントロからマイナーの歌メロへの転調です。歌メロがマイナーなので、イントロと間奏の、あのフレーズが活きるのでしょう。

ゴダイゴはこの後、「モンキー・マジック」「ビューティフル・ネーム」「銀河鉄道999」…、次々とヒット曲を生み出しますが、そのどれもこれも傑作揃いです。

 

 

 

あと7曲は、時系列で。幼少期〜小学生の頃好きだった歌ばかりです。

 

 

 

恋の季節/ピンキーとキラーズ (‘68年)

 

てんとう虫のサンバ/チェリッシュ (‘73年)

 

恋のダイヤル6700/フィンガー5  (‘73年)

 

およげ!たいやきくん/子門真人 (‘75年)

 

木綿のハンカチーフ/太田裕美 (‘75年)

 

やさしい悪魔/キャンディーズ (‘77年)

 

カサブランカ・ダンディ/沢田研二 (‘79年)

 

 

 

小学生の頃からずっと聴いて好きだったキャンディーズとジュリーは、中学生の頃の曲を選びました。「やさしい悪魔」「カサブランカ・ダンディ」は、それぞれのマイ・フェイバリットです。

 

 

あと「恋の季節」、ニュー・オーダー「60マイルズ・アン・アワー」(アルバム「ゲット・レディー」収録) にそっくりで (もちろん、ニュー・オーダーが後)、初めて「ゲット・レディー」聴いた時、思わず笑いました。(今聴いたら、そんなに似てない。。)

 

 

こうして並べてみると、明るい曲が殆どいうのが面白いです。

 

 

 

その他、洋楽カバーの歌謡曲。

 

 

聖母たちのララバイ/岩崎宏美 (‘82年)

 

雨音はショパンの調べ/小林麻美 (‘83年)

 

 

この2曲、調べたら’80年代なんですね。洋楽がお茶の間に完全に浸透してきた頃です。洋楽メロディと日本的歌唱&言葉が、ピッタリとマッチして、原曲よりも遥かにいい曲に聴こえます。これもまた、歌謡曲。

 

 

 

 

 

岩崎宏美「聖母たちのララバイ」。歌唱力がとんでもないです。。