【2020年10月17日】「祝福の歌 piano ver. 」再アレンジを行う 〜 ピアノはコードを弾く楽器ではないことに、今更気付きました

自曲「祝福の歌 〜 piano ver. 」ですが、弾いていて、どうもアレンジに起伏が欠けるような気がしています。それで、私の好きなピアノ弾き語り曲を聴いて勉強することにしました。

 

 

いろいろ聴いていて、どの曲にも共通して気付いた点があります。それは、ピアノはコード弾きする楽器ではない、という点です。そういえばピアノの楽譜には、ギターのようにコードの表記がまずありません。

同じ鍵盤楽器でも、オルガンやエレピだとコードを弾いている曲も多いのですが、ピアノはそうではないということです。

 

 

単純なアルペジオ (コードを分散して単音弾きする) も少なく、歌とは独立したフレーズや裏メロディを弾いています。そして音数が少ない。なので、ギターのようにジャカジャカ聴こえない。(←これは当たり前 笑)

 

 

 

それから、音の強弱を活かしたアレンジが多い。というか殆どがそう。

元々ピアノは、強い音から弱い音まで自由に表現出来る特性から、ピアノ・フォルテと呼ばれていたのが短くなってピアノになったと記憶しています。(念のため調べたら合っていました)

そんな特性を活かして、皆さんアレンジを行なっている訳です。

 

 

私のは、只淡々と弾いていて、抑揚がありません。これではせっかくのピアノの長所を活かしていないなと。

 

 

 

これらから鑑みて。

 

 

①メロディに対峙するフレーズや、歌メロのクセ (リズム) に重きを置いたアレンジを行う

 

②単音の響きが映えるように、音数を減らす

 

③弾く際は、強い音 (フォルテ) と弱い音 (ピアノ) のメリハリをつける

 

 

以上を心掛けて、再アレンジを行いました。結果、以前よりも少しは聴けるものになったのではないかと感じます。

人前で弾くまで、まだ半月以上あるので、更に聴きやすくなるように工夫を施します。

 

 

 

 

 

「ピアノマン」(‘73年) を歌うビリー・ジョエルさん。PVより。

この曲は純然たるピアノの弾き語りではありませんが、ピアノ弾き語りの要素が存分に詰まった一曲です。ビリーさんの最高傑作のひとつに数えられるんじゃないでしょうか?

 

 

中学生の頃の、ビリー・ジョエル大ファンの、仲の良かった友人を思い出して聴いています。ピアノの音もいいものですね〜。