【2020年11月26日】大好きだったムーミン谷の自由な空気

 

 

 

少し前に、ミッフィーやスヌーピーの「マル化」について書きましたが、肝心な?マルキャラを忘れていました。それは「ムーミン」です。数日前にこの記事を読んで思い出しました。

 

 

ムーミンは、私の幼少の頃からTVアニメで親しんだキャラクターです。毎週日曜日の夜を楽しみにしていました。メインキャラのムーミンはのんびりしていますが、脇役に強烈に立っているキャラクターが多いところや、あと何よりも、ムーミン谷の自由な雰囲気が好きだったんじゃないかと。

 

 

 

私が一番好きだったのは「スナフキン」です。アコギやハーモニカを手にしてムーミン谷を放浪して暮らしている吟遊詩人です。一番「自由」を感じさせるキャラクターです。

そしてよくムーミンの相談に乗って数々の名言をポツリポツリと喋っていたと記憶していますが、内容までは憶えていません。子ども心に、かっこいい人だなあと憧れていました。

 

 

そのいで立ちも、まんまるい顔と目に、頭には三角帽子と、実にバランスが取れています。

単にまるいだけだと優しさのみが強調されますが、尖った帽子がキャラクターを見事に表しているなあと、今改めて見て感心しました。

 

 

 

そのスナフキンの名言が、記事にいくつか載っていました。いずれも心に染み入る、作者であるトーベ・ヤンソンさんの心の声ではないかと。

因みにスナフキンは、作者が付き合っていた恋人がモデルだったとの事。こんな素敵な人、実際にいたんですね〜。

 

 

「あんまり誰かを崇拝すると、本物の自由はえられないんだぜ」

 

「そうかい。大切なのは、自分のしたいことがなにかを、わかってるってことだよ」

 

 

まるでボブ・ディランの歌の歌詞のようです。