【2021年5月5日】「ゴダイゴ解散までの道のり」を読む 〜 ゴダイゴ解散の経緯がようやく分かりました

 

 

 

先日のYahoo!ニュース記事から。

長い間の謎が、ようやく解けました。その謎とは、ゴダイゴが、いつ、どんな経緯で解散したのか、です。

 

 

当時は、いつのまにかいなくなってしまった、そんな印象でした。ウィキペディアを読んでもいまいち具体的な経緯が分かりませんでした。(経緯を飛ばしていきなり「1985年に解散する」と記されています)

それがこの記事では実に丁寧に記されています。長年の疑問が解けて満足しました。解散間際になって、隠れた名曲「平和組曲」がリリースされています。今まさしく「平和組曲」を聴きながら、このブログを書いているところです。

 

 

 

ゴダイゴは私が中学生の頃、当時としては掟破りな英語の歌詞&洋楽ライクなメロディでヒット・チャートを席巻した、日本のロック・バンド。一般的に有名なのは「ガンダーラ」「モンキー・マジック」「銀河鉄道999」といったヒット曲です。

 

 

いつもの昔話ですが。‘70年代後半から’80年代前半のポピュラー音楽シーンは、洋楽も邦楽もマクロ的な変化が激しく、シーン全体の動きはまさに刻一刻という感じでした。メジャーなアーティストは、大体毎年一枚アルバムをリリースしてツアー。アルバムのリリースが3年開くと忘れ去られる、そんなハードな時代でした。

ちなみに今自分で曲を作っていての実感ですが、このペースだと、数年すると煮詰まってしまいます。よほどの才能がないと無理な仕事量です。

 

 

 

それでゴダイゴですが、私の記憶では、最後のトップ10ヒット曲は「ホーリー&ブライト」です。「ポートピア」までは、トップ20まで入っていました。ちなみにこの頃の大ヒット・シングル曲を並べると。

 

 

ガンダーラ (‘78年)

モンキー・マジック (78年)

ビューティフル・ネーム (79年)

 

はるかな旅へ (‘79年)

銀河鉄道999 (79年)

ホーリー&ブライト (79年)

 

リターン・トゥ・アフリカ (80年)

ポートピア (80年)

 

 

まさしく、超短期間で量産され消費されていったかが分かるディスコグラフィーではないかと。

 

 

私のようなファンでも、当時のゴダイゴに関しては、シングル曲以外の情報は中々入ってきませんでした。ゴダイゴは「ポートピア」以降もシングルやアルバムは発表していましたが、良し悪しの判断以前に、耳に入ってきませんでした。だから、離れてしまった訳です。

 

 

ヒット曲は全て、メディア・ミックス (「西遊記」「銀河鉄道999」) によるものです。つまり、地道なライブ活動でファンを増やしたバンドではありませんでした。

そして当時ゴダイゴに飛びついたのは、殆どが小中学生でした。

 

 

低年齢層の耳に刺さる音楽は絶対に正しいと、ロックの歴史は証明しています。ビートルズ然り、クイーン然り、YMO然り。ゴダイゴの音楽も、その例に漏れません。近年になってようやく再評価されているようで、昔のファンとしては嬉しい限りです。

 

 

 

ギターの浅野さんは既に鬼籍に入られましたが、残っているメンバーの方々には、まだまだ素敵な音楽を奏でてほしいーーそう思います。

 

 

 

ヒット曲が殆ど入っているライブ・アルバム「マジック・カプセル」。高度なテクニックも堪能出来ます。「デッド・エンド」と並んで大好きなアルバムです。