本日はオフ日だったので、朝から「焚火 part.2」のトラックメイクと歌入れを行いました。
この曲はジョン・レノン「マザー」風のアレンジなので、トラックは基本的に、ピアノ・ドラムス・ベースしか鳴っていません。
音数が少ないと、必然的にリスナーの耳は全体のアンサンブルよりも各楽器の音や声に耳がいきます。逆に言うと、だから歌の上手い人は自分の歌に耳を集中して聴いてもらいたいから、ピアノやギターの伴奏のみで歌ったりするのでしょう。
私のこの曲は、前述の「マザー」や、デヴィッド・ボウイ 「ファイヴ・イヤーズ」「ワルシャワ」、泉谷しげる「永遠の壁」や斉藤和義「桜」…、のタイム感を念頭に作りました。
一泊目のコードがビートとして強調して鳴っているこれらの曲たちのタイム感、一言で言うと「無常感」です。普通の歌は、歌がリズムに寄り添い・リズムが歌に寄り添い進んでいきますが、これらの歌は「ヒトがどう足掻こうが、時間は淡々と無情に過ぎていくものだよ」と言っているかのようなタイム感です。(これらの曲を聴いたことのある人にしか伝わらないと思いますが。。)
当然ながら、ボーカル表現がとても大変です。楽器音数が少ない・且つ、ノリのないリズム、なので。
今回は、取り敢えずはg君にギターを弾いていただく為のプリプロなので、これで良しとしました。(歌が入っていた方が、ちゃんと弾ける気がします)
歌はもう少し練習して、本当の意味での本番に備えたいと思います。