【2021年6月6日】新曲「芍薬の花」(仮題) トラックほぼ出来ました!\\\\٩( ‘ω’ )و //// 〜 復讐のテンション・コード

制作途中のトラックを、歌メロに合わせて大きく移調&部分的に変えて、何とか仕上がりました。このところ、メジャー・セブンスやテンション・コードを多用した物憂げなメロディの曲を多く手掛けていましたが、その中でこの曲は割と聴きやすいメロディになったのではないかと、自分では感じます。

 

 

ところで何故ここ数ヶ月、このような、よく言えばオシャレ、言い方を変えると物憂げな曲ばかり出来るのかと言えば、単純に、以前よりもセブンス関連やテンション・コードの展開及びコントロールが段々と上手く出来るようになってきたからではないかと思います。出来るから弾いてみる→弾いているとそれなりにメロディが生まれる、です。

 

 

 

もう数10年前ですが、仕事オフ日などによく好きな曲をコピーして遊んでいました。ロックは割と簡単にコピー出来るのですが、ブラック・ミュージック系は当時の自分が弾けないコードばかり使っていて、手も足も出ないという感じでした。

聴くと普通にポップで一見簡単に弾けそうに思えるスティーヴィー・ワンダーさんの楽曲なども、耳で聴く印象とは全く違って、ロックとは別次元の音楽のようでした。それでもコード譜をみながら何とかギターで弾いてみたりしましたが、指がつりそうでした (笑)。

 

 

今は、弾けなくてもPCソフトにプログラミングすれば、そんな難しくて弾けない音楽も自在に作ることが出来ます。聴いて理解さえ出来れば、基本的に作れる訳です。つくづく、いい時代になったなあと思います。

このところのテンション・コード多用は、かつてこういうコードを弾けなかった自分からの復讐のような気がしています。誰に対しての復讐かは分かりませんが。

 

 

 

 

 

書き直したコード譜。