【2021年7月22日】「Blue」「季節」2曲出来ました!*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)’・*:.。. .。.:*・゜゚・*

2曲とも、ここ数日でトラック制作〜歌入れを一気に行い、今日ミックスダウンを行い完成しました。いつもの2倍の達成感と疲労感があります (笑)。

 

 

 

もう数十年前ですが、今は亡きジョン・レノンさんは「インスタント・カーマ」を、作曲からレコーディングまで僅か一日 (朝作って、夜にレコーディング) で済ませたそうです。それでこの曲が凡曲かと言えばそんなことは全然なく、というよりも名曲で、以前にも上げましたが私のジョン・レノン・フェイバリットの一曲ですらあります。

つまり、歌は、歌いたいことがあれば、時間がなくてもちゃんと生まれるものなんだなあということです。喉が渇いたら水を飲むように。

 

 

私の好きなアーティスト、特にJ −POPの方で、「歌詞に苦労する」とインタビュー記事で話していた方が何人もいらっしゃいました。今となってはとても腑に落ちます。どうしても歌いたい言葉があったら。自然にメロディが生まれる、そんなものです。言葉にするのが難しいから、メロディも曖昧になるんでしょう。

 

 

 

その昔、詩人で思想家の吉本隆明さん (故人) が、「言葉 (歌詞) の質が高いバンドは、音の質も高いのではないか」というようなことを仰っていました。

私の高校生〜大学生当時、ザ・スターリンというパンク・バンドが、アンダーグラウンドのロック・シーンを席巻していて、それは音よりも過激なパフォーマンスに依るものだったのですが、吉本さんは唯一、ザ・スターリンの歌詞に言及していました。

 

 

そう言えば、娘さんの吉本ばななさんも、ザ・ブルーハーツや小沢健二さんの歌詞に言及していて、読んだ当時、やっぱり親子だなあと (笑) 思ったことがあります。

今聴くと、ザ・スターリンもザ・ブルーハーツも、当時の数多のパンク・バンドとは全く違うところで音を鳴らしていたことがよく分かります。

 

 

 

何を言いたいかというと、歌詞はそれだけ重要というか、音を反映しているということです。私は凡人なので、気の利いたことも言えないんですが、せめて感じたことはちゃんとあらわすようにしたいなあと。音のクォリティを上げる為にも「歌いたいこと」を、ちゃんと掴まないと。

 

 

 

 

 

「インスタント・カーマ!」を歌うジョン・レノンさん。レノンさんの熱唱の隣で、オノ・ヨーコさんが目隠ししてクールに編み物に興じていらっしゃいます。なかなかいい感じ。