【2021年10月10日】昔から脳内で鳴っていたメロディを曲にしています

私が作曲&歌を始めたのが既に50代に近づいてきた頃ですが、実はその前から頭の中で鳴っていたメロディが、ひとつだけありました。

「Free」を録り終えたあと数年ぶりにふと思い出して、そろそろ出来るかなと思い、今朝そのメロディに伴奏 (コード) を付けて録り始めました。(実は数年前、手掛けようとして挫折しています)

 

 

いつ頃からかは分かりませんが、何かの拍子にそのメロディがいきなり脳内で再生されることが度々ありました。私は音楽は大好きでずっと聴いていましたが、もちろんその当時は曲も作れず言葉も重ねることが出来ませんでした。

だけどもそのメロディは時々脳内再生されていて、その都度「もしかしたら俺はそのうちミュージシャンになれるかも」と、気分だけはやたらと盛り上がったものです。でもその時は何も行動していません (笑)。

 

 

例えば歌とかギターやピアノとか技術的なものは、どんなに下手くそでも、一生懸命練習すればそれなりに上手くなるものです。これは間違いありません。数値で可視化出来て、それが万人に共有出来るものだからです。

ところが作曲や詩作は違います。たしかに技術である程度は書けるようになりますが、その、技術で書いたものは、それが十分に自分自身を満足させるものかと言われれば、決してそうではありません。

 

 

 

このメロディは、取り敢えず「ワルツ2021」と名付けました。曲想は、エリック・サティ「ジムノペディ」+ 大昔の歌謡曲「蘇州夜曲」のようです。戸川純さんに歌っていただきたいと、密かに思っています。

このところの数曲はコンテンポラリーなサウンドを手掛けてきましたが、この曲に関しては、今の音楽を意識することなしに、「我が心のメロディ」を追求したいと考えています。

 

 

 

 

 

コードは暫定です。替えるかもしれません。時々鳴るシックス (実は滅多に使わないコード) が、メロディの懐かしさを増幅しています。