少し前に手掛けていた「ワルツ2021」、トラックを聴き返していたら、自然と言葉が乗りました。タイトルを「永遠」としました。タイトルを付けてから歌詞を推敲していて、ふと少年の頃読んだ、フランスの詩人アルチュール・ランボーの詩「永遠」を思い出しました。
アルチュール・ランボー、決して熱心に読んだ訳ではありませんが、その「永遠」だけは何故か頭にこびりついています。よっぽど印象深かったのではないかと。
という訳で、敬意を込めて、その詩の一部を引用することにしました。曲自体は聴いていて眠くなるくらいシンプルなのですが、そのシンプルさに妙にマッチする感がしました。
サウンドは、以前書いたようにピアノの弾き語りにするつもりですが、それとは別に、アンビエントっぽいヴァージョンもいいかなと思い、そちらを手掛け始めました。今どきのポップスとは別世界の曲になりそうです。
聴いて頂ける方がいるのかどうかは別として、どのように仕上がるのかとても楽しみです。