いつもよりも時間かけてメロディを作っている「宇宙、その後」。更に煮詰めて、Bメロの繰り返しのラインを変えて、あらためてDメロを作りました。ここまでメロディを展開させるのは、アルバムに収録した「虹のメロディ」以来です。
元々私は自分で作るメロディにはそんなに拘りはなく、ビートとベースをしっかり鳴らせばOKという制作姿勢でしたが、このところメロディ作りのコツを覚えてきたので、ちゃんと作りたくなったんだと推測します。
音楽に於けるメロディは、小説やマンガや映画でいうと、ストーリーのようなものではないかと感じます。
個人的には、村上春樹さんの小説のようにストーリーがシュールで難解でも、文体 (リズム) で作品世界に引き込まれる、そんな表現が好みです。けれども、せっかくいい感じのメロディ (ストーリー) が生まれたので、なるべく分かりやすく伝わるように紡いでいきたいなあと。
曲がちょっと長くなりましたが、それでも4分以内に収めたいです。