自分の音楽 ー 楽曲について」カテゴリーアーカイブ

【2020年9月5日】ジャケット原案をいただきました

デザイナーのAさんから、ジャケット原案を頂きました。

事前に「こんな感じにしたい」の説明をかなり綿密にしたのが、ちゃんと伝わっている気がしました。

 

 

一部を抜粋してみます。

 

 

…ジャケットのコンセプトは、収録曲「鳥になって 魚になって」から思いつきました。

人間には、他の動物にはない想像力という武器があって、鳥のように大空を飛ぶことも出来れば、魚のように泳ぐことも出来る。目を瞑って世界中を駆け巡ることも出来る。

煩わしい「自我」や「自己」も、想像力が解決してくれるんじゃないかな?と。

 

…この曲から、地べたに這いつくばって日々何とか生きている自分たちの生活を、遥か上空から俯瞰する「想像力の象徴としての鳥」なるものを考え、ある日安藤広重の浮世絵を見て、この構図にしました。

 

…なので、町はリアルに、鳥は、現実に在らざるもの(ヒトの無限の想像力)の象徴として、抽象的に、デザインして欲しいなあと。一応、手塚治虫さん「火の鳥」をイメージしています。…

 

 

こんな調子です (笑)。

 

 

完成までまだまだですが、とても楽しみです。

あらためまして、どうもありがとうございました。(Aさんに)

 

 

 

 

鳥のように飛ぶ人たち。

 

【2020年8月28日】何故CDなのか?〜 校庭の片隅に埋めたタイムカプセルを思う

ようやく全楽曲のマスタリング (2MIX) が終了。あとはエンジニアさんにCDプレス用の最終処理をお任せします。

 

 

 

 

この半年、実家に帰るとアナログ・レコードを聴いています。全て処分したと思っていたのですが、偶然押入れの奥から大量の段ボール箱が出てきて、校庭の隅に埋めたタイムカプセルを掘り起こした時の気分とはこういうものかと、見つけたその時思ったものです。

 

 

 

思えば、持っていた数百冊の本や数百枚のCDも、50代になってから、リサイクル・ショップに売りに出しています。こちらは自ら売りに出したので、100%戻ってきません。

 

 

今手元には、CDはそれでも数百枚、本は数十冊残っています。

おそらく、その残っているCDや本こそが、今後も何度も聴いたり読んだりする、自分の人生にとって本当に必要なコンテンツなのでしょう。私はアナログ世代の人間なので、必要なコンテンツは物質化したものを置いておきたいのです。

 

 

実は念のために、CDを売る際に、もしかしたら聴くかもとPCに落とした音源も多いのですが、聴き返したのはほぼ皆無です。なので、PC内は聴かない楽曲の墓場のようです。PC内ではアーティストの怨念が渦巻いてるかも (笑)。ポリスのアルバム・タイトル「ゴースト・イン・ザ・マシーン」をふと思いました。(実はこのアルバムも、PC内で眠り続けている 笑)

 

 

 

今の時代、音楽も本もデジタル化されて、昔とは比べものにならないくらいに安価で (そして無料で) 接することが出来ます。

それでも、ひとりの人間が生きる人生の時間は、今も昔も全く変わりません。1日は24時間だし、1年は365日。そして人生も、長生きして100年。

 

 

つまりは、自分にとってほんとうに必要なものをちゃんと見極めないと、逆に、多くの無料コンテンツに、気付いたらふらふらと自分の貴重な時間を浪費させられる、そんな羽目に陥ります。多くの人々が、YouTube等で気付いたら数時間過ぎていたという経験をしているかと。

しかも心底感動出来たのならいいけど、結局は単なる時間潰しでしかなくて。

 

 

そういうことに気付いたから、大量の本やCDを処分したのでしょう。いわゆる断捨離をしたかったのでしょう。歳を重ねたうえでの取捨選択です。

 

 

 

 

自分の楽曲は、そういう意味では、自分にとって必要というより分身的なコンテンツです。ある意味、必要以上に重要。デジタル音源だけでも、サブスク等で流通出来るのですが、物質化してのこしておきたい。

だからCDにするのでしょう。単なる自己満足です。小学生の頃に校庭の隅に埋めた、タイムカプセルのように。