自分の音楽 ー 楽曲について」カテゴリーアーカイブ

【2023年7月19日】◉ アルバム「夢」音源完成!*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)’・*:.。. .。.:*・゜゚・*

ようやく最後の1曲の再ミックスダウン及び、全体のマスタリング作業が終了しました。その最後の1曲というのが、実はアルバムのタイトルに予定していた「夢」でした。

この曲を外すと、そもそもこのアルバムは成立しないような気がしていたので、前回も書きましたが意地になってがんばっていた訳です。こうして仕上がって本当によかったなあと、感慨ひとしおです。

 

 

しばらくはこの音源を日常的に鳴らして、気になったところがあれば微調整をして、1週間後ぐらいには正式なアルバム音源として、サブスク各種の申請をしようかと考えています。

 

 

アルバム・タイトル「夢」について。今年の2月に私は病気の為1週間入院したのですが、その時ベッドの上で点滴を打ちながら作った曲「夢」から付けました。以下、曲目を上げておきます。

 

 

 

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「夢」

 

 

散歩

 

紙を切る少女

 

ボタンを外す時

 

渚にて

 

SUMMER ‘22

 

火の匂い

 

楽しいひととき

 

紅い花

 

世界で一番ちいさな声で

 

 

 

 

全10曲です。M3〜M6、M10、の5曲のギターは、いつも手伝って頂いているg君に今回も弾いて頂きました。どうもありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

【2023年6月30日】前回の続き 〜「ボタンを外す時」早速ブラッシュアップしました

先日のブログ記事に上げた「ボタンを外す時」、アドバイザーの清水玲さんのコメントに、ハッと閃いたところがあり、早速本日ブラッシュアップしました。

 

 

 

閃いた箇所のコメントです。

 

「創作をしている時に中心となるコンセプトを決めることは、着想の源や音楽の方向性を決めるときに役に立つ手法かもしれません。しかし、音楽の向かう方向に逆らってまで、コンセプトを優先する必要はないと思います。しっかりと全体を俯瞰する視点を持って、見直してみてください。」

 

 

つまりひと言でいうと「ちょっと頭でっかちになっているんじゃない?」という旨を仰っているのだと理解しました。ズバリ書くと、沸点の低い人だと頭に血がのぼってカッときそうなので、このように丁寧に表現されたのだと受取りました (笑)。それ程この曲は、良くも悪くも歌詞の世界観に縛られているからです。

 

 

ところが歌詞のシュールな世界観とは裏腹に、この曲はワンコード (サビはツーコード) のシンプルなファンクです。作り始めの当初は予期していなかった、ファンクのグルーヴが感じられます。清水さんは、もう少しこのグルーヴを立てた方が、メリハリがついて良くなるのではないか、と仰っているふうに感じました。私の勝手な解釈かもしれませんが。

前述のコメントの前に「…間奏の部分に、強力な印象のドロップのような楽章を作って、劇的な変化をつけても良いかもしれません。」ともあります。これはいいアドバイスではないかと。(他人のアドバイスは決してタメになるものばかりではありません)

 

 

それで早速2小節追加してアクセントをつけてみたところ、歌詞の展開に付随する性急さが若干薄れて、少しだけですが、ゆったりとしたデジタル・ファンクっぽくなりました。

とは言え、表現に於いて「短所は長所」です。短所を直すと同時に良さも薄まるのは、今まで何度も経験しています。なので、ストーリーに沿っての音作りは変えずに、グルーヴパートを差し込んだだけにとどめました。結果的に前のバージョンよりも良くなったような気がします。

 

 

 

ところで、アドバイザーの清水玲さん。どんな方か気になって「録れコン」HPを調べたところ、肩書きが「ベーシスト/アレンジャー」でした。なるほどと腑に落ちました。あらためて、ありがとうございました。