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【2021年9月26日】新曲「Free」制作中です 〜 宇多田ヒカル「ぼくはくま」に思う

リズム・トラックはサンプリング音源を使わずに制作しています。これは「流れ星」以来です。そのトラックも実に簡素な作りで、このシンプルなトラックにこれまたシンプルなーーCとGのふたつのコード (ところどころ、それぞれの代理コードのAmとEmが入るが) に乗るメロディで、この曲は構成されています。

 

 

 

作っていて、ほのぼのとした曲調や歌詞といい、宅録テクノっぽいトラックといい、この曲は宇多田ヒカルさんの「ぼくはくま」を目指しているのではないかと、ちょっと思いました。

「ぼくはくま」は、宇多田ヒカルさん唯一の童謡です。童謡だけど普通にポップスとして大ヒットしています。当時SMAPの中居さんが大絶賛してたのを、何かでみた記憶があります。

 

 

ウィキペディアには、「当時必要だった癒しが『ぼくはくま』に表れたと述べており、自作曲の中で一番好きとも語っている。この曲から新しい世界が見え始め、自分自身がやわらかくなったという。」と記されています。

 

 

インタビューは’07年なので、今では一番ではないかもしれませんが、当時そう語っていたということは、とてもよく分かります。というのは、実際に「ぼくはくま」を境にして、曲調が随分と変化しているからです。

「ぼくはくま」は、アルバム「ウルトラ・ブルー」の後、「ハート・ステーション」の前、にリリースされています。まさにこの2枚のアルバムの橋渡し的な曲ではないかと感じます。「ウルトラ・ブルー」までのヒリヒリしたトーンから、穏やかで落ち着いた「ハート・ステーション」以降への。

きっとこの曲は宇多田さんにとって、後々の創作に繋がるキーのような曲なのでしょう

 

 

 

自曲について書くつもりが宇多田話になってしまいましたが、この曲「Free」、仕上がりがどうなるか、自分でもとても楽しみです。後々の創作に繋がるような曲になればいいなあと。

 

 

 

 

 

童謡だけど、sus4 や aug といった複雑に響くコードを、シンプルなメロディに上手く使っています。もちろん、複雑には聴こえません。さすがです。

 

 

【2021年9月23日】「Change your life」トラック完成 & 仮歌入れています 〜 TOKYO NO.1 ソウルセットを思い出しつつ

トラックと歌詞が出来たので、早速仮歌を入れてみました。この曲の歌メロは前曲「Wonderful days」にも増してラップ的で、というか普通にラップのパートが多く、慣れないので戸惑っています。

自分のイメージ的には、メロディを歌いつつ語りたいというか、純然たるラップにはしたくなくて、その辺どう歌おうかと苦労というか楽しんで歌ってみました。

 

 

 

それで思ったのは、20年以上前の渋谷系のヒップホップ・バンド、TOKYO NO.1 ソウルセットのアルバム「Jr.」(‘96年)。このアルバムは、全てサンプリング音源の川辺さんのトラックに、そこに乗るのは語りのようなビッケさんのラップと、渡部さんの過剰なまでに情緒的に歌い上げるボーカルです。

 

 

私のこの曲も、ビッケさんのラップのように、のらりくらりと、しかもそこに歌メロを交えながら出来ないものかと考え、仮歌を入れてみました。

まだまだ音楽的には聴こえないので、更に工夫及び練習が必要です。

 

 

 

そう言えば洋楽では、ボブ・ディラン、ルー・リードといったレジェンドたちが、それぞれ独自の「語りボーカル」で自身の歌世界を表現しています。ああいうふうに歌うのは、普通に音程に合わせて歌うよりも数段難しく、テクニックが必要だというのが、自分で歌い始めて初めて分かりました。(簡単に歌っていると思っていた 笑)

 

 

 

 

「Jr.」、奇跡的に、ジャケット残っていました。