去年の8月、地元のひまわり畑にネットで観たウクライナのひまわり畑を重ねて「向日葵咲く丘」という歌を作りました。あれからもう10ヵ月。ウクライナ-ロシア間の戦争はまだ終わっていません。
私たちも日本人もそれぞれ日々忙しく、他国の戦争の事など忘れがちになりますが、一つ言えることは、彼の地の戦争は決して他人事ではないという事です。
忙しい日々の中、今回のG7サミットや原爆記念日や終戦記念日のような歴史の節目ぐらいは、その事を思い・その事について考えたいなと。
去年の8月、地元のひまわり畑にネットで観たウクライナのひまわり畑を重ねて「向日葵咲く丘」という歌を作りました。あれからもう10ヵ月。ウクライナ-ロシア間の戦争はまだ終わっていません。
私たちも日本人もそれぞれ日々忙しく、他国の戦争の事など忘れがちになりますが、一つ言えることは、彼の地の戦争は決して他人事ではないという事です。
忙しい日々の中、今回のG7サミットや原爆記念日や終戦記念日のような歴史の節目ぐらいは、その事を思い・その事について考えたいなと。
私は時々当ブログで追悼を上げていますが、これには自分内のルールがあります。そのルールの一つに、ティーネイジャー及び20代初めの頃にLPレコードを買って熱心に聴いたアーティスト、というのがあります。これらの方々は大袈裟に言えば、自分の音楽歴形成及び人生の指針になったアーティストたちです。
その当時のLPレコードは、廉価版の1800円ぐらいから、2枚組だと4000円ぐらいまでの値段がしました。多くは2500円ぐらいでした。中高生の頃はお昼代までケチってせっせとお小遣いを貯めて、レコードを購入したものです。
当時は情報も少なく、チェック音源もラジオしかありません。雑誌を読んでラジオをチェックして、買うレコードを決めていました。そうやって吟味して購入したレコードも、買ってガッカリした事は数知れず、です。
でも買ったレコードは元を取らねばもったいないと思い、良く聴こえるようになるまで、理解出来るまで、ひたすら聴き続けました。今のサブスク世代の若者に呆れられそうな話です (笑)。
そうやって我慢して?数十回数百回と針を落とすと、何となくですが「こういうところがいいんだ」「こういう聴き方をすれば面白く聴けるんだ」と、随分耳が鍛えられたのではないかと思います。今になって思えばですが。
更に思うと、好き嫌いは抜きとして、対象 (私の場合、音楽) としっかり向き合うという事はとても大事だという事です。思春期の頃に、パッと聴きでの好きな音楽ばかり聴いていたら、今の自分のように、新しい音も聴いたり音楽を作ったりはしていないような気がします。
ザ・ポップ・グループのアルバム「Y」は、そんな、聴きづらかったアルバムの一枚です。耳に馴染むまでかなり時間がかかりましたが、馴染むとクセになってヘビロテ化しました。高校生の私には、ダブ的音響は正直よく分かりませんでした。
しかし、このアルバムとPILの数枚のアルバムのお陰で、以降、ダブやファンクやジャズを楽しんで聴けるようになったのではないかと思います。
マーク・スチュワートさんは享年62歳。私と3歳しか違いませんが、ティーネイジャーの頃は、ファンクやダブを教えて下さった先生のように、遥か雲の上の存在でした。謹んでお悔やみ申し上げます。