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【2018年10月13日】被害者どころか、誰もが加害者にもなりうる、パワハラ、イジメ、そして戦争

 

 

 

最近はいろんな業界で「パワハラ問題」が取り沙汰されています。今回は芸能界のニュースでした。

パワハラやセクハラというのは、行使している本人には基本、自覚がない人が多数なのではないかと思います。ニュースを観ていると、指摘されてから「そんなつもりではなかった」「あれは相思相愛だった」とか、言い訳のように言葉が出てきてるみたいですが、結構本音である人も多い気がします。

 

 

というのも、教師や部活の顧問、企業の管理職やオーナー、大学の教授…。そのようなハラスメントを行使する人は、大体が、責任が重い、いわゆる指導的立場の人たちだからです。全員が全員、性格が歪んだ確信犯であるとは、ちょっと考えにくいです。

 

 

みんな仕事熱心で、自分の仕事をまっとうするのに一生懸命なのでしょう。一生懸命になっているが故に周りが見えなくなり、あるいは周りの同調圧力に押し潰され、ちょっと歯車が狂っていったんだなと思います。(だから余計にタチが悪い。知らないうちに自分もそうなっていく可能性もあるので)

 

 

 

私の知る限り、一番大きなパワハラは「戦争 (軍隊)」と「イジメ」です。一番と言いつつふたつありますが、同等という事で。そして、両方とも普通の人が普通の人を傷付ける行為です。無自覚に。

 

 

昔軍隊で威張り散らしていた人や、今だと会社で部下にやたらと説教している上司や、学校でクラスメイトをいじめている子どもたちも、家に帰れば、普通のお父さん、普通の子ども、なのだと思います。つまりは、そこら辺の「普通の人間」が行なっているという事です。気づいたら、自分も行使する側に立っているかもしれません。それ程、無自覚な気がします。

 

 

自分が行使している事に気づいた時、あるいは自分が行使された時。そんな時の為にという訳でもありませんが、現実とは別の「逃げ場所」を確保しておいた方がよいかと、数年前から思い始めました。自分の今居る場所をそこから眺めて客観視出来る、そんな「逃げ場所」を。

私が歌を作り始めた理由の一つも、この「もう一つの居場所の確保」にあります。ほぼ毎日上げている、このブログもそうです。

 

 

 

無理な事は無理であると気付く。そしてそこから逃げ出す。その逃げる場所 (心の中にあります) は自分で確保する。そんなふうに生きていきたいと、この歳にして思います。

 

 

このアイドルの子に、もし逃げ場所があったらと、他人事ながら胸が痛みます。

 

【2018年9月17日】樹木希林さん死去

 

 

ガン闘病中だった樹木希林さんが亡くなられました。慎んでお悔やみ申し上げます。

 

 

私は生前の樹木希林さんのニュースをみる度に、母親の事が思い出されました。そして、ご自身の闘病の発言を聞く度に、「死」に対しての距離が、少しずつ縮まっていったような気がしました。

 

 

今は、昔に比べて「死」と「性」のタブーが、少しずつですが取り払われてきているように感じます。両方とも「自分自身の事」「当たり前の事」なのに「コントロール出来ない事」「予期せぬ事」です。両方ともヒトの理性では計り知れない事だったから、昔からタブー化して、棚上げしてきたのでしょう。

 

 

樹木希林さんの死は、「当たり前の事が、当たり前に起こった」感じがします。そしてそう分かっていても悲しいのも当たり前の事。これもひとえに、生前の樹木希林さんの思想「生きるのも死んでいくのもどちらも日常」が、私の意識の隅っこに引っかかっていたからでしょう。

中学生の頃大ヒットした、大好きな曲「林檎殺人事件」をyoutubeで観ながら思いました。